ある日のことである。
全社共通で使うことが決定しているツールについて「ありえないくらい使えないから他のツールと今一度、比較した方が良くない?」という私の提案がキレイに却下された。
そんなことを、ずーーーーーーっとやっているからこの会社は(以下略)
そもそも、この全社共通ツールなのだが、従業員の話も聞かずに勝手に選定され、勝手に決定している辺りからしておかしい。だが、経営層は誰もそのことを口にしない。異常である。
頭にきたので(短絡的)、何か手近に転職イベントないかなと検索をかけたところ、1月某日に渋谷ヒカリエにて「女の転職type転職イベント」が開催されると知り、速攻で事前登録した話である。
さて、私の長い愚痴はさておき。
ただ、その企業で働いている人と直接話せるとだけあってどのブースも盛況であり、とにかく待ち時間が長い。
その辺も含めて、転職イベントに行くにあたってのアドバイスやら、当日の雰囲気など記せればなぁ、と思う。
「女の転職type転職イベント」とは
転職をお考えの女性と、女性を採用したい求人企業との出会いの場をご提供します。
出典:女の転職type 転職サイト
となっている。
次回開催は4月18日(土)と、定期的に開催されている。
事前登録で女性向けの便利グッズが貰えるので是非、事前登録してからの参加をお勧めする。
当日の持ち物について
訪問カードとは事前登録の際に作成するカードである。これがないと当日に入場は出来ない。
当日プリントできる環境が会場にもあるが、間違いなく事前に印刷していった方が良い。これをやらないと確実にスタートダッシュが遅れる。人気企業ブースはすぐに人が溢れるので、スタートダッシュが遅れる=致命的である。
訪問カードの印刷有無は下記にある先着150名様プレゼントには関わらないが(その先着選定が行われた後、印刷有無を問われ、列が分けられる)、印刷できる環境下にある人はあらかじめ印刷していこう。
飲み物とカバンは私が持参した方が良いと思ったものだ。一応、飲み物は企業ブースを3社まわればカフェスペースにて1杯無料サービスがあるが、職種によっては3社回るのもかなり厳しい。
1対1面談のデメリットは、とにかく待ち時間が長い。待っているだけでは訪問シールは貰えない。 しかも立った状態で待たないとなので、体力に自信がない人は要注意である。
水分補給の飲み物と、手荷物を減らすためのカバンは必須!!!
自動販売機と手荷物(主にコート)お預けサービスが切実に欲しかった。
訪問シールとは企業ブースにて説明を受けたり、面談を受けると1枚貰える。枚数に応じて、色々と特典が貰えたりもする。5枚でクオカード500円分、10枚でクオカード1000円は大きい。
先着150名様にヒカリエお買い物券1000円分をプレゼントをゲットするには
私は2日間開催の平日の方で行ったが、受付開始の13時半頃に到着で既に行列が出来ており、結果ギリだった。
たしか124人目だった(右上にシリアル№書いてあった)
なので確実に欲しい人は受付開始前に行くことをおすすめする。恐らく、土曜日開催時だともっと厳しいのではないだろうか。
ブースの回り方について
お目当ての企業があるなら真っ先に目指そう。
そこが律義に個人面談形式で相手にしてくれるところだと、そこそこの待ち時間が発生すると思っていた方が良い。
私は2日間開催の平日の方で行き、職種:エンジニアで入ったところ、エンジニア向けのブースが3ブースと少なく、何処もかしこも待ち行列だった……。
コ〇ミブースの「採用システム担当★エンジニアからの転身歓迎」には興味あったけど、人が……人が……おおくて
企業の人も待っている間に質問を受け付けるなど工夫していたが、それよりも訪問シールが欲しいな!!!(超本音) と、思っている人も多かったことだろう。
ブースによってはさばききれないと分かっていたらしく、説明会方式を取っているところもあったが、それでもさばききれていなかった。
ちなみに某有名ゲーム企業であるコ○ミも居たのだが、説明会1時間とか訳の分からないスケジュールになっており、私の前に居た人が気分悪くして座り込んでしまったぐらいである。
私も流石に1時間は耐えられなかったから、そっと立ち去った……
訪問シールだけ欲しい場合は、終わり間際にそっと入り込んで貰えばいいんじゃないかな(だが、コ○ミ規模になるとその頃には周辺に近寄ることすら難しくなるかも……?)
職種について
転職イベントでは、入場時に職種シールを貼ることになる。
と、言う感じだったと思う(ウロ覚え)
入場時に自分で選べるので、希望職種のシールを貰おう。なお、複数枚貼ることも可能である。私はエンジニアのみ貼り付けた。事務でも大歓迎なんだけどね(事務は狭き門である)
ちなみに私が行った時、先頭の人がほぼ全部のシールを貼っていたなぁ(何者……?)
各企業ブースの対応について
私の目的としては転職エージェントの話を聞きたかったのと、転職の雰囲気を知りたかっただけであり、特にお目当ての企業は無かった。
が、他の人はそうではなく(そりゃそうだ)、氷河期の就活時並みの熱気を感じた。かなり皆、真剣に耳を傾けながら話を聞いていた。
が、基本、気張らなくて良いと思う。これは採用面接ではない。
私なんぞ「御社の社名、本日はじめて知った口なのですが、御社は何をしている会社ですか?」とズケズケと聞いていたぐらいなので、程々に失礼のない様(?)に良い機会と割り切り、聞きたいことは遠慮なく全て聞いてしまおう。
エンジニア職種は未経験OKなところも多く、門戸が広いこともあり、「未経験ですけど……」と言っている人がそこそこ多かった印象である。
私は現職がバリバリエンジニアだから、知るや否や「なら、現職エンジニアの人に面談して貰った方がいいね!」といきなり個別ブースに引き込まれてビビった笑
企業の人にも転職エージェントの人にも「ソフトウェア開発は人手が足りないので、即戦力は大歓迎です!!!」と言われたので、余程人材不足のようだ。
訪問シールが欲しい!!!
何しに来たんじゃ!!!
と、言いたいところだが、まぁ、そういう人も中には居るだろう。訪問シールを集めるとそれぞれ特典がある。
クオカードいいなと思うが、回転率の良い企業ブースを回らないとかなり厳しい。私は時間的猶予もなく2社が限界であった。
ドリンクぐらいゲッチュしたかったよ……
まぁ、こういうのは出禁をくらいたくなければ程々に。
「女の転職type転職イベント」で転職エージェントの方に話を聞いたよ
「女の転職type 転職イベント」では転職エージェントの話を伺えるブースも存在する。今回、私としてはこちらが主目的だった。転職についての感触を知りたかったのである。
転職相談コーナーは、
の4つの職種に限定されていた。当然、私はエンジニア枠でお話を伺った。聞きたかったこととしては
の三点である。
今回、女性向けのイベントと言うこともあり、転職エージェントの方は女性で、15分ほど軽くお話させて頂いた。
ちなみに私のスペックはこんな感じである。参考まで。
30代女性エンジニアの転職はありなのか
こちらは全然 あり とのことだった。
やはりソフトウェア開発職は常に人が足りていないとのこと。また、男の人の中で働くことに抵抗がないなら問題ないと言われた。
その辺は今と変わらないので正直、まったく問題ない。
応用情報技術者を持っているのも凄いですねぇ
と言われた(そうなんだ)
なかなか取得できない人も多いのだとか。大原の社会人講座に通えばいいんじゃないかな(適当)
地方での転職もサポートしているのか
地方と言えばそうだし、地方じゃないと言えばそうだ的な中途半端な位置に私は住んでいる。希望も都内ではなくそちら(関東圏内)だ。
それはですねぇ……ちょっと厳しいかと
やはり、そうですかぁ(何となく予想はしていた)
やはり少々、厳しいらしい。
私はそれもあって、今まで転職に及び腰だった部分がある。
大きな声で言えないのですが、うち(type転職)ではなくリクナビさんやdoda(デューダ)さんの方が数があるので強いです
なるほど、それは良い情報を貰った。
type転職さんも地方求人についてはあるにはあるものの、数がやはり少ないので……と仰っていた。
転職エージェントを勿論利用して頂くのもアリですが、自身で求人を検索されて……という方法も併せてやった方がいいと思います
そうかぁ、やはりそうなるのかぁ。
覚悟はしていたもののやはり……と言った気持ちと少し残念である。だが、実際のところの話を聞かないとそれすら分からなかったので、今回はとりあえず一歩を踏み出せたかな、と前向きにとらえようと思う。
帰宅してから早速、話に出たdodaさんをちょっと検索してみたところ、私が望むような求人が少ないものの確かに表示された。
type転職エージェントさん、(他社の)有益な情報を有難う!!!
だが、その流れで情報収集がてらdoda転職サイトに登録したところ、休日にも関わらずめっちゃ電話かかってきて控えめに言って怖かった。
エージェントに登録したならまだしも!!!(してない)
電話はなかなか出れないから、せめてメールにしてくれ!!!
まぁ、良い機会か……と思って、電話には出てないが(ヒドイ)、メールで「電話カウンセリングどう? 面談でもいいで?」と来ていたので、とりあえず電話カウンセリングを予約してみた。
記事にしてみたので、興味ある人は見てみてくれ。
職務履歴について、何をどう書いたらいいものか
中小メーカーに就職したものの、運悪く(良く?)新規開発事業ばかり携わってきたワタクシ。
エンジニアの場合、職務履歴にC言語は○年とか書くじゃないですか。私の場合、点々とやっていたりして正確な年数覚えてないし、どの言語も広くあさーくやっている感じなのでどう書いたらいいものやら
なるほど、そうですねぇ……
開発しながら外注管理したり、不具合を直しながら取扱説明書を書いたりなどエトセトラ。並行作業マルチタスクは当たり前、開発に一点集中できていないので正確な年数など把握していない。
Javaなんかは外注の不具合をちょちょっと新入社員の頃に直したっきりだったりするし、書いていいのだろうか?
PHPなんかはWordPressやっている時点で一応、触れていることになるのか……? などなど。
大体で良いと思いますよ。 広く浅くどの言語も──と言うのもある意味メリットですので、やってきたことは余すことなく全て書いてしまいましょう!
職務履歴が無駄に長くなるな……
1年前に書いたっきり放置していた職務履歴にそんな感じで追記したところ、Wordにて3ページの大作となってしまった。後で赤ペン先生をやらねば……。
まとめ:1対1面談向けのイベントだが回転率がすこぶる悪い
情報収集と言うよりは 企業との1対1面談目的! なイベントである。但し、回転率がめっちゃ悪い……ので、職種によるが真剣に話を聞けるのは2~3社が限度と思った方が無難だろう。
なんで14時からなんだろう。いっそ、朝9時からやろう(朝方人間)
ちなみに私は17時の湘南新宿ラインに乗らなくてはいけなかったため、14時からの3時間弱しか居られず2社が限度だった(しかも1社は説明会形式のところに滑り込み、訪問シールを貰っただけ)
ただ、そもそもの目的が企業ブースと言うより、転職市場の雰囲気を知りたかっただけなのでその意味では目的を果たせたかなと思っている。
転職イベントは定期的に開催されているので、興味のある人はチェックし一度訪れてみても良いのではないだろうか。
定期的に開催されていてあの熱気と言うことは、私が知らないだけで世は転職したい人で溢れているということなのだろう。それはそれで厳しい戦いなのかもしれないが……。
久しぶりにCOBOLという単語も聞けて新鮮だったわ(根強いなCOBOL)
ではでは、この辺で。
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