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【技術系女子はお姫様扱い?】技術系女子の本音を話してみる【技術職女子】

仕事

私は今までの職場で紅一点であった。

今は異動したり、同僚が育休に入ったり、新入社員が入ったりして紅二点だったり、一点だったり、そのうち三点になる予定だが、いずれにせよ別にそのような職場を目指して就職したワケではない。実際に就職してみたらそうだっただけである(就活時から薄々感づいてはいたが)

昔からゲームが好き(特にRPGが好き)だったため女子よりも男子との方が話が合う口であり、女子のいわゆるグループ行動は反りが合わなかった。それでも人数が居れば、私のような人間もちらほら生息しており、そういう子たちのコミュニティになじめたため、完全な孤立はなかった。が、学生時代のクラスというやつは……本当、面倒な概念である(察しろ) よって、女子だらけの職場は絶対無理ゲーだなと学生の頃から感じていた。

さらに技術職は技術職でも就活の際、IT企業の「独立系」ではなく「メーカー系」を選んだことにより、職場に女子が居る確率を無自覚に減らしていた感が否めない。

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サブタイトルにあるように、私は東証一部に上場している中小メーカーのエンジニア(ソフトウェア開発)として働いている。以前、直属だった上司が異動となり人事担当となった。開発から人事だったため何事かと思ったが、それよりもビックリしたことがある。人...

「メーカー系」の業種にもよるのだろうが、おおむね「独立系」に比べて「メーカー系」は他職種の女子は居るが、同職は少ないんじゃないだろうか。

お姫様扱いされたくてそういう職場を選んだワケではないと言い訳がましくつらつら書いてみたが、私はそもそも「お姫様扱い」ってのが「?」である。

実際、よくそのように勘違いされる。たまーに職場に顔を出す部長級クラスのおじさま辺りに、呑気にそんなことを聞かれたりもする。本当にそうなのか。現場の声を書かせていただきたく思う。

「技術系の女子」はお姫様扱い?

本音で言うと、そうでもありそうでもない、と言える。と、言うか、職場で紅一点の時点で察して欲しいのだが、そういう職場の男子……いや、男性陣の年齢層が(言い方は悪いが)若いと思えるだろうか。

答えはNOである。

おじさまが多いのである。いや、おじさまと言えるほど上品ならまだマシかもしれない。ただのおじさんも当然居る。男性中心職場なので女性の扱い方をよく分かっておらず、腫れ物扱いする人さえ居る。

それを世間では「お姫様扱い」と言うのだろうか?

正直、遠い目になりそうだ。たしかに、女性であるがゆえに色々と有利に働いた部分もあったことは否定しない。ただ、あくまでもわざわざ私がやる必要がない場面でのことが多かった。

例えばだが、職場のマイルールでブレーカーを扱う際は、電気工事士の有資格者がやるというものがある。そんなに難しい試験ではないので技術職の新入社員は一様に取得するように命じられるが、私は免除された。

ただ、これも「女だから」というのもあるにはあったが、担当分野がソフトウェアだから、という理由も強かった。現場の業務で使うとなれば男女関係なく取得している。

荷物運搬だってそうだ。やはり力のない(ことが多い)女性にやらせるよりは……となる。便宜上、男女の区別で言わせてもらうと、男性の方が得意なこと女性の方が得意なこと、それぞれあると思う。その範疇で女性扱いされた、という程度である。

たしかに多少、女であるがゆえに贔屓だよなぁと思うことや、とても気のきくおじさまに「女性社員に」と美味しいスイーツを頂いたりする程度はあったが、誰しも羨むほどのちやほやというのはないし、後述するがデメリットもそれなりにある。

便宜上、男女の区別と書いたのは、男女と言うのはどうしても分かりやすいくくりなので多用されがちということだ。昨今の風潮で男女区別が徐々に薄れてきつつあるように、本当はその人にとって得意なこと、不得意なことを見極めて、適材適所が一番なのだろう。

「技術職の女子」は苦労人?

  1. 言葉のセクハラは日常茶飯事
  2. おじさんに絡まれる頻度が高い
  3. 男だとモブ扱いですむのに異性と言うだけで何かと目立ち、いらぬ仕事が増える
  4. バレンタインとかの行事がめんどい

言葉のセクハラは日常茶飯

流石にあからさまなボディタッチはなかったが、言葉のセクハラは日常的である。幸い、そこまで酷いおじさんにエンカウントしたことはなく、スルーできる程度の軽いもの(※)ではあったが。そんな感じで薄い反応をし続けていたところ、そのまま風化していった。反応が鈍くて、面白くなかったのだろう。

※軽いもの=結婚しないのか、彼氏はいないのか、飲み会などで執拗に絡まれること、程度である。

おじさんに絡まれる頻度が高い

仕事で展示会に出ることがあり、技術職の案内員としてそこそこ駆り出されていた時期があったのだが、高確率でこれに遭遇する。意味わからん
製品に対して重箱の隅をつつくような質問をして少しでも言いよどむとここぞとばかりに攻めてくる人や、いちゃもんつけてくる人、居る居る。お前ら暇人か。

パンフレットやノベルティを手渡す受付嬢が化粧室に行っているちょっとした間に、代わりに代打をつとめていた時に「お嬢ちゃん、ここは展示会だよ。ぼーっと座って眺めているだけじゃダメだよ」と通りすがりのおじさんに言われたことさえある。余計なお世話だ。

たとえば、その場に極普通のファミリーが居たとして、父親相手には何も言わないのに、母親相手にはここぞとばかりに言う人種がまさにコレなんだろうな、と思う。情けない。

決まってコレが(見た目)50歳以上のおっさんなのである。自分の奥様に相手にされないからって、会社の名を背負う下っ端女性社員にあたらないで頂きたい。本当、やめて欲しい

男だとモブ扱いですむのに女(異性)と言うだけで何かと目立ち、いらぬ仕事が増える

意外とこれが多い。ある意味、笑えるくらいである。リクナビ・マイナビ取材もこの類だった。

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取材系は企業の宣伝も兼ねているので仕方ないと割り切れた部分があったが、業務でこれをやられて地味に困ったことが多々あった。

実話を話した方がわかりやすいだろう。実機の取り付けや設定を行うため、現地作業に参加することがしばしばあった。当然、現場は男性陣がひしめく作業場。その中の紅一点。言わずもがな、目立つ。何もしていなくても目立ってしまうのだ。

言い方は悪いが、人数が多ければ多いほど一人くらい見知らぬ顔が入ってきたところで、許可証さえ首から下げていれば「外注業者だろ」程度で済むのだが、同性がひしめく中の異性だと勝手が違ってくる。

誰かの上司
誰かの上司
あの女性はだれ?
どこかの上司
どこかの上司
現場に入るにあたって現場教育はちゃんと実施したの?

後輩の男部下ちゃんと同時に現場入りして、何故か私だけ呼び出しをくらい「現場教育を実施してと言われましたので……」と余計な仕事が増えること増えること。超理不尽。木を隠すなら森の中は伊達ではない。

もちろん、現場教育はきちんと実施すべきである。ただ、私は元々している口なので必要なかったのである。てか、この時は発注元の社員という立場であった。仕事を請け負った方ならまだ理解できるのだが……。だが現場管理者に「上司からやるように指示されまして……」と頭を下げられたら従うしかない。とほほ。

今の職場だと技術職の女同僚(ほぼ同齢)が居るのだが、彼女の名前は中性的なので(名前だけだと男性と勘違いされることが多い)それで大分、回避できている部分もあると言っていた。そうか、名前か……(私はどう見ても女性の名前なのだ)

バレンタインとかの行事がめんどい

まぁ、もう新入社員、ぴちぴちの若者という年でもないので(自分で言いながら哀しい全力スルーである。前述したいつも美味しいスイーツを買ってきてくれる人に日頃のお礼も兼ねて、と渡した程度だろう。あとは何故か私は、幸か不幸か2月14日に社内に居ることの方が※である。

※外出の予定が入ったり、子供が急に熱を出したりなどなど。日頃の行いということだろうか(願ったり叶ったりだ)

まとめ

技術系女子はお姫様扱いされるのか?

まとめると、最初に述べたとおりYESであり、NOである。

私個人としては、ゴマすりが異常に上手い人だとか、自分は出来る・出来ないアピをして上司に可愛がってもらう人だとか。そんな感じで突っかかれるのと同じ=やっかみでしかないと思う。いずれも処世術のひとつと言われればそれまでだ。

女社会が苦手で男社会に飛び込んだ口なので、覚悟していた分「まぁ、そんなものか」で済んでいるだけマシかもしれない。もちろん、男とか女とか関係なく容赦のない人も居る。何度、頭をはたかれたか(社内に限ると3~4人くらいには、そういう人に遭遇した)
よって、世間が思うより技術系女子はお姫様扱いされていないし、ちやほやもされていない。ちょっと当たり障りがマイルドになり、かつ、理不尽なこともしばしば程度あり、合計で考えるとプラマイゼロ(むしろマイナス)と考えて頂ければ幸いだ。

もし、似たような事象があって、女性社員はいいなぁ、と思う事象があっても、それはほんの一面である。人と言う生き物は厄介なもので良いところばかり目に入り、悪いところは目に入らないものだ。そしてそれは男性職場の紅一点に限らず、ゴマすりが上手い人や、仕事できないのに仕事している風を装う人がうまい人とかも、おんなじことがもしかしたら言えるのかもしれない。

人間、やっかむなという方が無理だが(こんなことを言いながら私もよく人をねたんでいる)、ほどほどにして思考を切り替えて、楽しいことだけ考えていた方がいいよね、と自分に言い聞かせて締めくくらせていただこう。

ではでは、この辺で。

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