最近、上層部に動きがあった。
端的に言うと(お年を召した社長が退陣する関係から)社長が変わり、(下々から見れば「またやっているよ」と思うぐらいには無意味に)組織改編され、自部門の役職者の顔ぶれも変化があった。
数年ごとに発生する旧態依然な会社、お決まりのイベントである。
文句言いながらも、その会社に居続けるのはなんで?
私にとって、まだメリットが上回るからに他ならない。
メリットはこんな感じだ。逆にデメリットはこんな感じ。
大体、詳細を言わずとも察して頂ける内容かと思う。
なんで早い話、メリット<デメリットになれば
あ、じゃ、辞めます
とあっさり言えるぐらいには会社に対しての執着はない。
メリットに対して思うこと
恐らく現在、育児されている方からとってみれば、私はとても恵まれた環境に居ると思われることだろう。
これに関しては自信をもって「はい!」と言える。
恐らく、私が文句を言いつつもこの会社に居るのはこの点が大きい。
今は時代の流れもあり、安易に独立(フリーランス)を進める風潮も強いが、あれは元々スキルを持っているか、独身やらでしがらみもなければ時間がある程度確保できないと難しいだろう。
育児やら介護しながら、独立のための勉強やら、個人事業主になるための開業準備やら、無理とは言わないが、想像以上に大変だろう。
しかもその状態から「やはり自分にはフリーランスより会社向きだな……」と思ったところで再就職はかなり厳しいだろう。
正社員復帰を目指すとなれば尚更、特有スキルを持ってなければかなり難しいだろう。
保育園の入園が厳しければパート止まりとなる。
世の中そんなに甘くない。独立(フリーランス)にはそれなりの覚悟と、それこそ周囲(身内)への理解が必須だろう。
なので、逆に一番辞めるには惜しい点でもあり、私が文句を言いつつも踏みとどまっている点である。
理解があると言うのはとても良い。
理解されない中で頭を下げながら仕事をするのはしんどいだろう。
ただ、時短勤務はあくまで育児のためであり、いつかは通常勤務に戻る。
私もあと3年ほどで解除されてしまう。
それは致し方ないとは思っているが……通常勤務となった時点で、私の中のメリットは大きく揺らぐことだろう。
そんな時に向けて、ささやかながら今の私がやっていることは下記だったりする。
なんやかんやで少しだが、この数年で少しアップデート出来たかなと思っている。
やはり一番厳しいと感じたのは「転職」だった。
今と同じような環境を探すこと自体がまず無理難題なのである。
自分向きの仕事環境じゃない! → 転職しよう! と言う風潮も今は強いが、アレは間違いなく今現在子育てしているワーキングママさん向けの言葉ではないので注意しよう。
今の環境が劣悪ならもちろん全力の転職をおすすめする。と、言うより、早めに辞めよう。身体が大事。
三年後、私に対するメリットが圧倒的になくなったその時、重要になってくる唯一は、いかに「自分の好きなことが仕事としてできるか」だ。
これに関しても比較的、恵まれてきたとは思っているが……この先は分からない。
つい最近では、上層部が中身スカスカの中期経営計画だけぶん投げてきて、お前らも考えろ!→考えて提案すると難癖つけ放題→はぁ? な状態が続いている。
バカなの?
何処かの怪盗も名探偵に言っていたでしょ!
「よぉ ボウズ…知ってるか?怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…」
名探偵コナン16巻(FILE.7 消滅)より
「探偵はその跡を見てなんくせつける…ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」
難癖つけるのはヒラの私にだって出来る。
と、言うか、今までの業績がパッとしなかった理由が自分たちにもあることを、この人達は本気で理解していないのだろうか……。
デメリットに対して思うこと
薄給ではあるが、勤務年数=時短勤務ぐらいま立場なので、ここに関してはそこまで文句は言えない。
それで責任ある立場さえ回ってこなければ、こちらとしては文句はない。
むしろ、ヒラのままでいいから、厄介な仕事を回さないで欲しい。
私はどちらかと言うと職人気質な方である。お偉いさんの顔は覚えられないし、ごますりなんて普通に無理ゲー。社内政治は嫌いだ。いわゆる上層部とは出来れば関わりたくない。
直接の上長ぐらいまでは普段から同じ職場におり、言葉も交わすため、一定の意思疎通は取れているのでまぁ、いい。
問題はその上だ。
めったに顔を見せないくせに、定期的にこの困ったおじさん達は定期報告を求めてくるので、大変苦痛な時間なのだ。
まぁ、要はどこでもある光景なのだが。
これを大して成果を出していないおじさん達にやられるのだ。
ただ、上でふんぞりかえっているだけの人に言われる腹立たしさはない。
しかも皆、言い返せないワケではないのだ。
そういう人の前に立つとプレッシャーからいつもの話し方が出来ない人も居る。
家族を持つ人は立場もあるだろう。
果敢にも言おうとしたところ「時間がないから」を切る人さえ居る始末である。
なら、こんなお膳立てされた場じゃなくて、お前が日々の進捗みにこいよ、ごるぁ!
と言いたくなる。
うちの会社はいわゆる「ごますり」が上手な人と、口だけの人が上に行く傾向があり、さらにそこに天下りが加わるので最強である。
もう……何を言っても無駄、感がつおい
天下りによって社長が変わる。大体三年レベル。
下々に威圧を与えるだけ与えて、その日以降の仕事のやる気を奪うくらいなら、いっそ来ないで欲しい。
そして今もそんな状態である。
折角プロジェクトリーダーと方向性を決めて、「さぁ、やるぞ!」と言う時に、「目標が明確じゃないまま突っ走るな!」と釘を刺されたのである。
いやいや、正確に言うね。
「目標は明確」なのだが、時間内にそれを理解できなかった上層部が激怒しただけの話である。
勿論、こちらの提案力が無かったのかな~と思う部分もあるが、むしろたった数分で壮大な未来を語って、納得させる口八丁の方が信用ならない(もう一度、言うけど今までの業績から分かるよね? 分かるよね?)
まとめ:何やかんや言いつつも、納得させられるだけの説得力を私も持っていない
役職者が好き勝手言い放題の時こそ、立場的に失うものが少ない私が言うべきか? と思うこともそこそこある(と、言うか言ってしまう時もあるが)
のだが、そういう時にまず感じるのは「話が噛み合ってないな」なのである。
ヘンな話、1対1で話すと通じる場合もある。
だからこそ余計に、あの無駄に人が居る会議は何なのだ? となったりもする。
そして私自身、ピシャリと言い切る自信はない。
私自身、自分で自分を疑っている節があるので、間違っても自信満々になることはない。むしろ、みんなどこからそんな自信が湧いてくるのだろう。はなはだ不思議だ。
だから業績が芳しくないとも言えるのかもしれない
今回の辞令云々で、「目標を見据えて、無駄なことはしない」「早くできるものは早く」な「走りながら考えるのは許さない」派の人が来てしまったので慣れるまでまた時間がかかりそうだ。
その目標のために頭をうーんうーん悩ませるぐらいなら走りながら考えた方が良いと思うのだが……。いや、それより、そういうお偉いさんが集まる場にヒラの人間を呼ばないで欲しい。
こちらとしては業務に集中したいのだ。邪魔しないで欲しい。
この辺は人間の個々の個性もあるので、その辺を上司がきちんと見極めてあげるべきだと思うのだが、、、
と、支離滅裂なブログで愚痴りつつ、締めくくりたいと思う。
だから、上層部を黙らせるだけの口がまわらないのだな、私。きぃっ!
ではでは、この辺で!
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