【社会縮図?】「独立系」「ユーザー系」「メーカー系」に就職した技術系女子たちの三年後【IT業界】

仕事
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あるところに、仲の良い技術系女子の4人組がおりました。

彼女たちはそれぞれ「独立系」「ユーザー系」「メーカー系」の企業へ、技術職として採用されました。

Aちゃん
Aちゃん
「独立系」に内定が決まったよ。勤務地は今通っている学校があるところと同じだから安心!
Bちゃん
Bちゃん
「ユーザー系」に内定が決まったよ。学校推薦で決まったし、業界で有名な大手企業なんだ~!
Cちゃん
Cちゃん
「メーカー系」に内定が決まったよ。就活苦労したけど好きなメーカーに決まって良かった!
就活生わか
就活生わか
「メーカー系」に内定が決まったよ。な、夏休み前に決まって良かった……!

約一名、未来よりも目先の休みに目がいっているようだが、それはさておき。さてさて、夢に溢れる彼女たちの三年後はどうなったのだろうか。ちょっと覗いてみるとしよう。

フェイクをまじえたノンフィクションである。
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彼女たちの三年後はどうなった?

その前に少し、おさらいしておこう。

IT業界は大きく分けて3つの系がある。

  • メーカー系
  • ユーザー系
  • 独立系

ざっくり分類すると上から「ハードウェアを作って販売している会社」「メーカー以外の業種の情報システム部門が切り離されて会社になった」「それ以外のソフトウェア開発会社」である。

これを踏まえて、彼女たちの三年後を見てみよう。

三年後のAちゃん
三年後のAちゃん
「独立系」に就職したのだけど、最初に聞いていた勤務地で働けなくなって辞めたよ……
三年後のBちゃん
三年後のBちゃん
「ユーザー系」に就職したのだけど、実は技術職から外れて全然関係ないことやっているの……
三年後のCちゃん
三年後のCちゃん
「メーカー系」に就職したのだけど、今更COBOLやってる笑
三年後のわか
三年後のわか
「メーカー系」に就職したのだけど、人間関係に疲れた……北海道の大自然に抱かれながら何も考えずに眠りたい

多少、フェイクをまじえている+約一名現実逃避しているが、リアルの話である。

独立系」に就職した子は離職、今は役所勤めをしている。

この子に限らず、技術職を離職した友人らが次に勤めるのが地元のお役所である確率が異様に高いのは、私の周囲だけなのか。いずれにせよ「安定した職」「安定した賃金」「安定した勤務時間」を求める現れなのかもしれない(役所勤めが本当にそうなのかは別として)

ユーザー系」に就職した子は、親会社が異なる業種だったゆえか、技術職ではない別の職種に回されてしまったそうだ。とても真面目な子なのだが、そんな彼女さえ「何度、辞めようと思ったか苦笑」という言葉を零している。

メーカー系」に就職した子は、上司に何度も泣かされた、きーっ! と言いつつも、今も技術職で頑張っているようだ。資格取得も頑張っているとのこと。

もうひとりの「メーカー系」は言わずもがな。こちらのカテゴリ記事にあるように、文句を言いながら技術職として未だに働いている。

「メーカー系」がおすすめというワケでもないが

こう書くと、お前は「メーカー系」の回し者かと言われそうだが、そういうワケではない。

ただ、彼女たちの三年後は実際の結果であり、事実だ。しかしながら、あくまでも私の周りの話。たまたまと言われればそれまで。だが、見方を変えればそのまま社会の縮図とも言えるのかもしれない。

【IT就活生穴場】独立系を受けるならメーカー系も受けておけ【専門学生おすすめ】
サブタイトルにあるように、私は東証一部に上場している中小メーカーのエンジニア(ソフトウェア開発)として働いている。 以前、直属だった上司が異動となり人事担当となった。開発から人事だったため何事かと思ったが、それよりもビックリしたことが...

こちらにも書いたが、IT業界を就活した身として「独立系」を受けるなら比較の意味で「メーカー系」を受けた方がいいの見解は学生の頃から持っているし、今も変わらない。

ユーザー系」はあまり詳しくないので言及してない。ただ、個人的な見解としては異なる業種が親会社であるがゆえ、Bちゃんのようなことがある=希望しない職種にまわされる=リスクがあると言うところだろうか。言ってしまえば「独立系」「メーカー系」もその可能性を捨てきれないが、友人らの話を聞いていると「ユーザー系」が一番このパターンが多い印象を受ける。

思い描いていたのとまったく関係のない職種で働くのは心構えが無い分、大変で辛いだろう。勿論、そこで思わぬ方向に開花する人間も居るので、悪い部分ばかりではないところが何とも言い難い。

異なる業種をたらい回しされた挙句、扱いきれんと地方に飛ばされた結果「ココはオレの文化に、めっちゃ合っている!」と突然開花し、仕事に精が出て、めきめき成績を上げ、そこで伴侶をゲットした強者も居る。世の中、何が起きるのか分からない。

私が就活したころ、従事している派遣を切ってその分正社員を補充すると、大々的な人数の正社員を募集していた某通信会社もあったが、あそこで採用されたであろう正社員たちの行方も気になるところだ。募集職種にかろうじて技術職があったかなかったか。私は先に考えたとおりリスクがあると判断し、受けていないので実際のところはあずかり知らぬところだ。

では、何を見て就活すべきなのか

簡単なのは、実際に自分の目で確かめることだろう。この記事にも書いたが、OB・OG訪問が一番確実だろう。

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とは、言うものの。最早、IT業界自体がおすすめでは……ごふんげふん。日商簿記二級保持者なら経理に行った方がいいんでないのと今の私なら思う。十年以上前に母校の意向により強制取得した日商簿記二級でも通用するだろうか。

冗談はさておき(冗談ではないが)

それでも「IT業界で働きたい!」と言う人向けに話しをさせて頂く。

(IT業界に限った話ではないのかもしれないが)IT業界は豊富な仕事があり、かつ、人材も不足している。だからこそ夢もあり、また、ブラックな環境もまかり通ってしまっている。ゆえに、プログラマと一口に言っても上から下までおり、スキルなりコミュニケーションなり技術力なりで、本当にプログラマと呼べる人・呼べない人、ごっちゃりとカオスな状態で様々な人が居る。

その中でいかに自分が「何をしたいのか」「どういう人材になりたいのか」「強みは何なのか」、確固たる信念がないとIT業界で生きていくには少々厳しいかもしれない。

定型的な仕事はある程度ツールが自動的に出来る時代となってしまった。プログラマ自体、不要と言われる時代も来るのかもしれない。その中で自分はどういう存在で、こんな仕事をしていて、それに誇りを持てているのか。自分を見失わないよう、生き抜いていかなければならないのだ。

さいごに

「独立系」「ユーザー系」「メーカー系」に就職した彼女たちを一例として挙げたが、別に一度の就職で全てが決まるとは思えない。

ただ、やはり、転職となると……と足踏みする人も居るだろうし、惑う人も居るだろう。世の中、「転職してやる!」と意気込んで、実際に行動できる人ばかりではなかろう。時代の流れに合わせて世界が変わるのも一興だが、個人とてそれぞれ。私はそれでもいいと思う。誰しもアグレッシブな人間ばかりではない。

だからこそ、最初の選択において、少しでもこの記事の情報が役立てばと思う。これが全てではない。ただこういうことがあったのも事実。頭の片隅に置いておいて欲しい。

ではでは、この辺で。

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