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【エコライフ】蓄電池の営業がうちにやってきました【数字マジックに騙されちゃダメ】

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先週、蓄電池の営業がうちにやってきた。

どうやら家の屋根に太陽光が設置されており、かつ、今年に買い取り金額が減額するうちを狙い打ちにきたらしい。

現在の太陽光の買い取り金額は48円/kWh。それがそのうち8.5円/kWhになるとのこと。

わか
わか

まぁ、想定済みではあったけど

太陽光設置金額=売電金額がトントンになるぐらいならと十年前に設置したが、恐らくちょっと損しているな(約10万円くらい・トホホ)と気づいた時点であまり気にしないようにはしていたが、ここで更なる売り込みである。

わか
わか

もう 騙されないぞ……!

(夫が勝手に話を聞く約束をしてしまったため)覚悟して相手にしたが、やはり罠だらけの話だった。一部始終を記事にさせて頂こうと思う。

  • 太陽光の売電額は下がるし、蓄電池に蓄電して自家消費した方がおトクなのかな?
  • 今、蓄電池を購入すれば安い or 他機器(エコキュート・IH)もセットで設置してトータルで安く導入してくれるって言っていたけど本当?

などなど。
蓄電池を設置しようか迷われている方の参考になれるよう記載してみる。

利益云々ではなく、エコライフ目的で導入を検討している人は読む必要はない。純粋な気持ちで環境保全に貢献して頂ければと思う。

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太陽光の買取金額が下がるから「蓄電池」を設置した方が良いって本当?

結論から言うと、現時点の蓄電池価格から計算すると「設置しない方が良い」と私は考えている。

理由は至極簡単だ。蓄電池があることで得られる利益が2000円~3000円/月程度であるからである(ここでは詳しい計算を省く。詳細な計算方法はこちら

つまり

2500円(平均)/月×12ヵ月×15年(蓄電池の製品寿命)=45万円

となり、蓄電池の値段200~300万円に遠くおよばないからである。

わか
わか

計算するまでもねぇ

要は純粋に売電する分を蓄電池に貯めて自家消費するだけでは、蓄電池の価格が現在の十分の一ぐらいにならないとまず話にならない

「蓄電池」を導入すべきかの詳細な計算方法

  • 現在の売電平均を算出する(年ベース)
  • 現在の昼と夜間の料金の差を算出する(プランによる)
  • 値をかけて出た値が蓄電池を購入することで得られる利益(効果)

うちの場合

  • 売電平均(年)は150kWh
  • プラン電化上手(昼:約32円/夜:12円=差は約20円)

なので、

 150kWh × 20円 = 3000円

となる。簡単な計算だ。

「蓄電池」を売るために営業はどんな方法でセールスしてくるのか?

主に2つあり

  • 数値マジック
  • 抱き合わせ販売

で攻めてくる。

「蓄電池」を数値マジックと抱き合わせ販売でセールスしてくる

前述したとおり、蓄電池を購入することで得られる純然たる利益だけでは蓄電池の元は取れない=単純な営業セールスでは売れない。よって、数値マジック=目くらましをかけてくる。

うちの来た営業さんは

  • これからの電気料金の値上げ想定の加味=5000円 (①)
  • 太陽光の買取金額が下がることでの損分を算出=6000円(②)
  • オール電化である以上必ずかかる費用=6000円(③)

と言った値をおもむろに出し始め、5000円+6000円+6000円=17000円/月をまず算出し、ここぞとばかりに

蓄電池営業
蓄電池営業

蓄電池・エコキュート・IH一式を今だけの特別価格225万円で売りますよ!

と、言いその225万円をローン15年で支払うと仮定すると、月のローン額が14000円となる。更に蓄電池を導入することで得られる2500円(前項目で算出した金額)を加味すると、17000円-2500円=14500円/月が実質負担額となり、

蓄電池営業
蓄電池営業

ほぼ金額がトントンになります! と言うことは、実質負担なしで新品のエコキュートとIHが手に入るようなものなのです! お得でしょ!?

という説明をしたのだ。

わか
わか

や、意味わかんなくね???

こいつ何言ってんの状態である。早速、①~③について営業に説明を求めた。

これからの電気料金の値上げ想定の加味について(数値マジック編)

営業曰く、東日本大震災前に比べると電気料金が約35%値上がりしている。しかもこの先も電気料金は(原発の廃炉関係で)値上げするだろうと予測し、今使っている分の料金より35%値上げ想定で5000円を算出したのだと言う。

わか
わか

いや、意味わかんない

確かに今の平均的な料金から35%値上げしたら+5000円くらいになるが、今すぐ値上げするワケではないし、そもそも値上げするかも分からない。なんでその分を加味するのは最早、イミフである。

現在の電力会社の状況を見ていると値上がりは避けられなさそうではあるが

太陽光の買取金額が下がることでの損分を算出

これは単純に太陽光の買取金額が48円/kWhから8.5円/kWhに下がることで、損する分の金額だ。これはまぁ、値の意味としては理解できる。

ただ、何もしなければ損する分を計算に計上して何の意味があるのかはよく分からん。

オール電化である以上必ずかかる費用(抱き合わせ販売編)

これはどうもオール電化にかかる費用と耐用年数から算出したらしい。

エコキュート・IHで大体設置費用込で70万円かかると仮に設定した上で、耐用年数が大体10年であるところから、

70万円÷10年÷12ヵ月=5833円≒6000円/月

と算出したそうな。まぁ、これも値の意味としては理解した。が、やはり値の意味を理解するのとそれを蓄電池購入時に加味するのとは話が別である。

わか
わか

なら、単純に70万円だしてIHとエコキュート買えばよくね?

いやいや、70万円は蓄電池と抱き合わせた時の販売価格だから! と言うのもあるが、蓄電池なしだったとしても100万強でエコキュートとIHは買えるだろう。

わか
わか

なら、100万円出して単純にIHとエコキュートだけ買い換えるよ。蓄電池いらないし。

わざわざプラスして(+125万円)蓄電池買う意味が分からない。

うちはまだエコキュートとIHを買い替えたことがないので相場はしらないが、メーカー販売価格からこんなものかな? と予想した。実際のところを知っている人は是非、教えて欲しい。

「蓄電池」を購入しないとどうなるのか?

では、蓄電池を購入しなかった場合を先程の式にあてはめて計算してみよう。

  • これからの電気料金の値上げ想定の加味=0円 (①)
  • 太陽光の買取金額が下がることでの損分を算出=0円(②)
  • オール電化である以上必ずかかる費用=6000円(③)

①はまだ値上がりしていないので0円、②は買取金額が大暴落はするが損するワケではないので0円、③はまぁ……エコキュートとIHはいつか壊れるし、とりあえず計上しておくか、程度である。

よって、蓄電池を購入しなければ6000円/月で済む。実際は太陽光売電金額が大暴落はするものの1000円/月前後はしばらく収入として入るだろう。そう考えると5000円/月といったところか。

一応、テイを合わせて金額をだしてみたが、この数値が無意味なことは何となくお分かりいただけただろうか。蓄電池を購入しなければ太陽光売電金額が前より大暴落はするが、それは蓄電池を購入したところで同じである。

蓄電池を購入しなければそれまで、エコキュートとIHが壊れたら買い換えるだけである。
蓄電池を購入すればピカピカの蓄電池とエコキュートとIHは手に入るが新たな借金が増えるだけである。

まとめ:「蓄電池」はいまだに割高で、購入しても元は取れない

うっかりソーラーパネルを設置してしまった人は太陽光の買取金額の大幅値下げにショックを受けた方も少なからず居るだろう。やつらはそこをつけねらってくる。このままだと損する! という気分にさせて、蓄電池をセールスしてくる。

冷静に考えよう。何もしなければこれ以上の損はない。お得ですよ!? というセールストークの中身をよく見ずに飛びついてしまうのは大変危険だ。恐らく、大半のひとが更に損をするだけだ。

もちろん、売電量やら何やらによってはプラスになる人も居るだろう。その辺は自分できちんと計算し、営業と納得のいくまで話し合って頂ければと思う。

ひとんちの電気料金を見て、電卓たたいて、値を必死に算出していた割りにはずざんな営業だった。あの 一生懸命やっている感で騙される人が居るのだろうか。たいへん疑問である。

だが、素直にエコライフ目的や停電対策のために蓄電池を買いたい人にとっては、今までの蓄電池値段分だけで新品のIHとエコキュートがオマケでついてくる、と考えればお得だと思う。

わか
わか

うちはいらんけど

そもそもIHもエコキュートもまだまだ元気に動いている。不良動作が多くなったとかならまだしも、使えている内に交換なんて……というのが正直なところだ。日本製品は製品寿命より長く使えることはザラだし。壊れた時に考えることとする。

蓄電池営業
蓄電池営業

本当に良いのですか!? うち(営業自宅)では導入してますよ!?

わか
わか

(いや、おまえのうちの事情なんて知らんがな)

最後は最早、営業トークではなく、自分家トークになっていた。それでもセールスマンか!

最後にトークがてら、「まぁ、今まで見た中で随分と良心的な値段()だったと思いますよ。この辺りで購入を決められた人、結構いらっしゃるんですか?」と聞いたら「えぇ」とは答えていた。

本当だったのなら恐ろしい話だ。こんなよく分からん計算を鵜呑みに信じてしまうとは……。

停電対策のために買いたいんだけどねぇと横でぼやく浪費家夫を睨みつけながら、お引き取り願った。あなたのおうちにも近いうち、似たような蓄電池セールスがやってくるかもしれない。

本当にお得かどうか、この記事を参考によーく考えて頂ければと思う。

ではでは、この辺で。

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この記事を書いた人
わか

エンジニア 兼 二児ママ 兼 腐女子

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