時間がない!
ちまたでよく聞くフレーズだ。私もつい言葉としてよく言っている。
そういう人に対して
と言う人も居るが、その人が独身貴族であればその時点でスルーである。そんなの当たり前だ。
- 独身貴族である
- 人ひとりを余裕で雇える収入源がある
- 子供や介護すべき親族が居ない
- 配偶者に理解があり、協力を得られる
だったなら、ダラダラと無意味に過ごす時間さえなければ、家事育児を配偶者と分担するなり、外注してしまえば時間は作り出せるだろう。だが、ごくごく一般的で平均的な収入を得ている家庭で、ふつーに働いて、ふつーに育児に家事もこなしているワーキングママさんなら、どうだろうか。
実際のところを覗いてみよう。
「ワーキングママ」には時間がない
の一言である。いや、ブログ書けているじゃんと思われるかもしれないが努力の結晶である。
そもそも私は秒単位で行動する女と昔から言われるぐらいには(人から見れば)きっちりしていた。なので、家事育児しながら(命を削って)二次創作の時間さえ必死の想いで捻出していた。
他の人がスマホしたり、読書したり、ぼーっとする時間を極力なくして稼いだ貴重な時間である。平日だと1時間、休日でもよくて3~4時間と言ったところだ。
勿論、犠牲になっていることもある。掃除は週一、トイレ掃除は汚くなったなぁと思ったら、などなど。自身のスキンケアは最低限、化粧する時間すら惜しいと思うことさえある。
いやいや、それでももうちょっと時間取れるでしょ? 思う人も居るかもしれない。そんなことはない。
通勤が電車ならその時間を取れる人も居るだろうが、子供の送迎をするワーキングママは車通勤という人も多い。私もそうだ。そしてワーキングママは帰宅した瞬間、息をつく暇なく戦争だ。
- 夕飯作りを始める
- かつ、子供の宿題の面倒を見る(気を抜くと漫画やゲームが始まる)
- 更に幼い子が居れば、お腹減ったぁとお菓子をねだる子を阻止しつつ(夕飯食べられなくなる)
- 子供がトラブルを起こしており、学校から頭の痛くなるお電話がかかってきたり(上の子が普通学級に通っていた時は本当に大変だった)
- 学童から忘れ物の連絡が入ったり(今でもよくある)
- 宿題を見直して、これは……と思う回答を子供に分かりやすく説明するために頭を悩ませ
- それを理解できず、直しを渋る子供を怒りたい衝動を抑えつつ
- 一歩も進んでない夕飯作りにため息をつく
- 何とか夕飯
- すぐ風呂
- 虫歯にならんように仕上げ磨き(歯医者うるさい)
- 一人じゃ寝られないとダダをこねる子と一緒に寝る
- 寝かしつけ完了したら、食器をふく(食洗器万歳)
- やれやれ、やっと自分の時間は……と思った瞬間に予告なく一番、手のかかる子供(夫)帰宅
のだ。これが毎日。どこに時間あるの??? と言いたくなる。
ちなみに、うちの上の子はいわゆる発達障害(グレーゾーン)であり、特別支援学級に通っている。その辺についてはこちらの記事に書いてある。
ちょっと扱いを間違えると、うーうー唸りながら泣いてしまうので少々大変なのだ。
「ワーキングママ」にも心の余裕が欲しい
せめて、配偶者(夫)に理解があれば……と思うが、これが生粋のかまってちゃんなのである。
- 俺や子供が居るのにパソコンやスマホやるなんて
- 休日は家族の時間、一人のお出かけは必要最低限に
言いたいことが分かるが、息苦しいことこのうえない。私としては仕事終わってもむしろ、帰ってくるなと言いたくなることもしばしばある。実際、言ったらいじけたようなメールが入って、本当に疲れた記憶がある。子供より手がかかる夫。私はお前のママではない。
よく「結婚する前に分からなかったのか!」と言う人も居るが、結婚する前に相手の全てをエスパーのごとく知れたら誰も結婚もしないし、離婚もしないだろう。到底、無理な話なのだ。
まぁ、うちの場合、何となく予兆はあったな……とは思ったが。今更である。人間は色々と間違う生き物なのである。
最近、ようやく「帰宅時間」を知らせるメールを義務付けたため、少しはマシになったのだが(それでも帰宅予告メールなしに帰宅することが多い)
ともあれ、いずれにせよ、誰にも邪魔されない時間と心のゆとりが必要なのである。
休日にはママ一人の時間を作って差し上げろ。それか、せめて帰宅時間の周知・徹底を!
「ワーキングママ」おひとりさま時間がないとブログ書けないの?
書けるわけがなかろう。
私の場合、ブログと言うより元々二次創作やっていた身なので、そちらよりの話になるかもしれないが、集中力が必要なのである。
もっと言えば、本当は思いついたその瞬間に書き留めたい熱を、必死の想いで確保した時間でふたたび発現せねばならないのである。これが意外と難しい。
特に字書きさんは傾向的に感受性が強い人が多いので、ひとりの世界に入り込めないと書けない! という方が多いのではないだろうか。
それを、必死に時間確保してやっと手に入れた時間で書こうとしても
- 寝たはずの子供が起きてしまった
- 突然の夫、帰宅
で、邪魔されるワケである。たまったものではない。(特に夫)
ワーキングに限らず、ママさんなら一度ならず何度も身に覚えのある話だろう。
「ワーキングママ」は自分以外のことで時間を割かざるを得ない
一言でまとめるとこういうことなのだろう。
子供のこと、夫のこと、家計のこと、エトセトラ。
この時期になると、小中学校ママ方には地味に辛く、頭の痛いイベント
- 役員決め
新一年生ママだと
- 学用品の準備
- 学用品への名前づけ
などといったイベントが始まる。貴重な時間がどんどん削られる……。
それだって、別に何を求めているワケでもなく、ただ一言言えればラクになるなぁ、と「時間がない」とポツリと呟くと、やれ
- ツイッターしている時間があるじゃないか
- スマホを見る余裕はあるのか
- 昔はもっと大変だった
- 世の中にはもっと大変な人だって居る
と横やりが入ったりする。
うるせぇ! と一人残らず蹴散らしてやりたい。
スマホ見たり、ツイッターで呟く程度なら鍋の火加減見ながらだって出来るわい!!!
家事・料理をしながらパソコンで二次創作なり、ブログ書けるようになってからおとといきやがれ状態である。
まぁ、実際、仕事でパワフルに稼ぎ、通勤時間で二次創作をおおまかにつくり、家事・育児をしっかりこなしてから、残りの時間で二次創作のブラッシュアップなどというスーパーウーマンだって居るが、全ての人がそう万能ではない。不器用な人間だって多いのだ。
それを理由にしてはいけないと思うが、まぁ、まずは同じ境遇に立ってやったことのある・出来る人間が言うべきである。やったこともない、出来ない人間が横やりを入れるんじゃねぇ、ということはご理解いただきたい。
まとめ
ワーキングママに限らないかもしれないが「時間がない!」と言っている人の中には、こうした事情で本当に「時間がない」人も居るのだ。
私はもう少しスマホゲームを諦めれば時間確保できそうだが……それはさておき(オートプレイ万歳)
時間がないだけならまだしも、「時間がない!」→「お金もない!」と一歩間違えばすぐに負のスパイラルに入ってしまう世の中だ。しかもそこはアリの巣地獄のごとく深く、はい出てくるのは困難。
そうならないよう独身貴族の時に正常な金銭感覚を養いつつ
安定した企業に就職し
正しい投資の知識を身につけ
必要最低限の保険に入り
コツコツ、二次創作やらブログを書き続けられればと思っている。
(そもそも私が不労所得を手にしたいと思ったのは、何の気兼ねもなく二次創作がしたいという想いがあるからである。思いついたその瞬間に書きたいっ!)
ではでは、この辺で。
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