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【要?不要?】医療保険・学資保険は本当に不要なの?【よく分からない人向け】

投資・お金

ちょっと詳しい人の中で医療保険やら学資保険は不要! なんて言う人が年々増えている。私自身、過度な保険は不要だと考える口だが、本当に医療保険も学資保険も不要なのかな? とはたと考える時がある。

未婚か既婚か、ライフスタイルによっても大分違うだろうが、あまり制度に詳しくない私がふんわりと考えた結果をちょっと今日は書いてみようと思う。

私のスペック

  • 既婚・年の差婚(夫は十五歳上)
  • 三十路前後
  • 二児ママ
  • 五年以内の大きな病気なし

年の差婚が既に一般的ではないかもしれないが、まぁ、聞いて欲しい。

現在、加入している保険

  • 収入保障型保険
  • 医療保険
  • 学資保険✕子供二人分

である。典型的に保険に金をぼったくられているタイプかなと自覚はしている。

だが、今のところはこのままでいこうかなと思っている。

収入保障型保険

死亡保険代わりである。最近、この保険は人気があり、よく勧められる。契約者が亡くなると〇歳まで月〇万円出るタイプのやつである。夫がそこそこ年嵩なため、やや高く設定してある。夫はどうでもいいが、子供に苦労はさせたくない一心だ。

私の場合、学資保険のひとつがこれも兼ねているタイプで、大体月15万円出る試算だ。夫は年収850万円が微妙なラインなため、遺族年金は出ない可能性の方が高いと考えた方が良さげだ。

遺族年金の有無で月5万円ぐらい変わりそうなので痛いなぁ、と個人的には思っている。夫は家計に疎いため、かなり心配だ。(子供が心配とは書いたものの、ぶっちゃけ自分の死後のことは知らんという気持ちも実はある)

医療保険について

月5000円くらいの60歳払込終了タイプである。単純に試算して、5000円/月✕12ヶ月✕30年=180万円だ。最近、見直したばかりなので、持病のない若い人ならもっと安く済むのではないだろうか。

よって、約180万円で医療保険が歌っている補償が一生涯約束されるということだ。

ここで医療保険が不要だと言う人の主な意見を見ていると

  1. 高額療養費制度があるから実質的な自己負担は少ない
  2. 傷病手当金があるところもある
  3. 保険の分は貯蓄する or 健康のために気を使った方が良い

だろうか。

仰っていることはもっともだが、ちょっと「?」がつく部分もある。

高額療養費制度があるから実質的な自己負担は少ない

これはまぁ、分かる。月8万円超えると……というやつだ。他サイトを見た感じだと一般的な所得持ちだと、100万円の医療費がかかることろをこの制度で10万円以下になるとのこと(ざっくり試算だ)

ただ、高額療養費制度でカバーされるのは公的医療保険が適用されるもののみだ。それ以外は含まれない。また、高額療養費制度と個人で加入している保険は別物で、どちらか片方を支給したからどちらかは支給されないということもない。まったく別物として考えて良いということだ。

詳しくはこの辺が参考になる。

保険なるほど知恵袋(ソニー損保)

よって、保険適用外となる自己負担分を保険でカバーするか、貯蓄分でカバーするかというところだ。

私が思うに、ひと月まるまる入院はそう無い=月8万円を越えることはそうないと思っている。しかもこれは月をまたいではならない。

実体験話なのだが、数年前に気胸(肺に穴があく病気)になり整形外科に入院したことがある。その時、気づいたのだが入院しているのはお年寄りばかりだった。日常生活のちょっとしたことで骨折してしまったり、腰を痛めたり。そんな患者ばかりだった。その時に少しばかりお話させて貰ったが(若い人が入院するのは珍しいからよく話しかけられたのだ)、そんなこんなでちょくちょく入退院を繰り返していると仰っていた。

おばあちゃん
おばあちゃん

九十も過ぎるとね、身体も思う通りに動かないし、今まで当たり前に出来たことも出来なくなるのよ。

それどこか怪我して、こうやって入院になっちゃうの。と、朗らかにお話ししていた。

この話からも分かる通り、年を重ねて長生きすればするほど、ちょっとした怪我=ちょっとした入院がこまめに発生することも考えられる。このパターンだと高額療養費制度はあまり役に立たない。入院となれば支給される保険の方が心強くなってくるだろう。

傷病手当金があるところもある

ざっくり言うと、病気により働けなかった期間、日収の約2/3が支給される手当金だ。但し、サラリーマンのみで個人事業者はない。

これは私自身お世話になったことがあるので、とても心強いことを知っている。健康保険組合により法的給付に加えて上乗せされる場合がある。私が気胸(肺に穴があく病気)で入院した際は上乗せ支給された。今は残念なことに健康保険組合が財政難となり上乗せ分は無くなってしまった。

気胸になった時の話を実例にすると、私は5日間ほど入院した。入院費は全部ひっくるめて6万だったと記憶している。その内、約半額がこの手当金により補償された。この時はまだ独身だったこともあり、民間の保険に一切入ってなかったので「意外と入院費ってかからないのね!」と思ったのは事実である。

これだけ見ると確かに民間保険いらんなとはなる。一生涯独身である見込み、貯蓄がそこそこある、いざとなったら親に頼れるという人は保険がいらなそうだな、と思う実体験だ。

仮に保険に入っていた場合、入院一日で5000円支給されるタイプと仮定すると支給額は2万5千円となる。自己負担ほぼなしの計算だ。

保険の分は貯蓄する or 健康のために気を使った方が良い

これはないなと思う。たかが、約200万円で病気ひとつしない健康な体を作るのは実質無理だろう。貯蓄と言ったって、たかがしれている金額だ。

それなら約200万円という投資をして、何かあれば資金を補助して貰える、と思った方が良い。しかも一生涯だ。

そもそも貯蓄がない家庭や、200万円が大金だと思う人は保険よりも貯蓄を優先した方がいいだろう。

約200万円はあくまでも60歳払込終了で一生涯補償の保険料試算 or 健康体の人の一般的な保険金額なので、持病持ちの人はまた違ってくる。簡単にでいいので自分の場合を計算して、その金額を投資(と表現しておく)として回せるかどうかを考えてみれば良い。

学資保険について

最近、元本保証なだけで利率が悪い学資保険より、投資信託に回した方がいいという風潮があるが、ちょっと危険な思想だなと個人的には感じている。

投資信託もそうだが、株のおすすめの基本思想は分散投資だ。株の中であれだけ「分散」「分散」と言っているのに、何故全力で投資信託に回すようなことを勧めるのだろう。不思議だ

株も分散を進めるなら、学資保険に限らないが投資信託5割・預金5割のようにこちらも分散すべきだと私は考える。勿論、そこまで考えている人も多いのだろうが、どうも意見の強いところだけが先走って回ってしまっている感が否めない。

確かに長期的に見れば、今までの傾向なら投資信託に回して運用した方がリターンは大きい。だが、あくまでも今までの傾向だ。これからのことなんて誰ひとり予知できる人間など居ない。だからこそ、分散をうたっているのだから、その思想を忘れてはならないと私的には考える。

折角契約した学資保険を解約して、投資信託に切り替える人々を見てきたが、ちょっと考えて欲しい。いざ、子供の学費のためにお金が必要な時にリーマンショックのようなことが起きたら、今までに稀をみない大恐慌が起きたら、どうするつもりなのか。ふと、立ち止まって考えて欲しい。

勿論、どちらかと言うと杞憂に終わる方が多いだろう。だが、あくまでも確率的なものだ。自分の老後資金ならともかく、子供のためにほぼ必ず必要となるお金を危険に晒す必要はないのではないだろうか。

折角、積み立てたものを元本割れまでして解約しなくても、新たに投資信託を積み立てればいい。

金額が大きいなら、積立金額の減額を相談して、半額を投資信託にすればいい。

考えようは幾らでもある。言葉の大きい部分だけを鵜呑みにして、安易に解約なんてことは避けて欲しい。

まとめ

なんて、つらつらと偉そうに書いたが、所詮はズブの素人だ。間違っていることがあれば指摘して欲しいし、こういう考え方もあるのだと意見を頂ければと思う。

私はどちらかと言うと、保険で損している=保険会社から見れば鴨な典型だろう。だが、あれこれ考えるよりは、今は今の考えでいいかなとある程度、納得したのでこれ以上、考えることはとりあえず今は辞めている。考える時間も浪費の一種、時間は有限だ。その時間を他のことで使いたい。

保険とてどんどんお得で新しい商品が年々出てくるのだ。いつまでも考えていてもキリがない。かつ、健康体の内に入ってなければ、制限がついたり、そもそも保険に入れなくリスクとてあるのだ。

ならば約200万円投資して、あとは一生涯補償されると考えた方が気楽なことか。これから超高齢化社会が進み、2人に1人は90歳まで生きる統計だ。生きれば生きるほど一生涯補償は生きてくる。難しいことを考える必要はない。思ったよりも病気が多くなり、貯めておいた貯蓄がどんどん減っていくのを眺めながらハラハラする必要も軽減される。

株と一緒だ。配当金を受け取らず配当金をも投資して最後に大きなリターンを貰うか、大きなリターンよりも月々の配当金を貰って心の安寧をはかるか、に似ている部分がある。考え方次第だ。

人々の意見に耳を傾けることは大事だ。だが、人の意見に振り回されてはならない。保険に限らないが、この私的意見がつまった記事が自らのライフスタイルにあった確固たる何かが見つけられる手助けとなれば幸いだ。

ではでは、この辺で。

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