以前、会社にとって都合の良い人間になるなという言葉を残していった先輩の話をしたが、今回は会社は勿論、周囲の社員にも迷惑をかける困った職場のおじさんの話をしてみようと思う。
会社にとっても不利益であり、周囲に居る上司や同僚・後輩からも敬遠される。
当然、こういうおじさんはただの老害である。
自分の考えをしっかり持って会社に盾突く先輩は尊敬するけど、自分の私利私欲のためにしか動かず周囲に迷惑をかける生産性のないおっさんは嫌いじゃ、ボケェ!
会社に生息する「困ったおじさんたち」のおはなし
会社のお金も部下の手柄も、自分が口を挟めば自分のもの! な口達者なおっさん
この人のことは思い出すだけでも、腹わたが煮えくりかえる
それだけ痛い目にあったということだ(遠い目)
ちなみにこのおっさん、既に弊社に居ない。
口は達者、逃げ足もはやく、自分にとって不利益なことが起きればお客様を前にしようと知ったこっちゃなしにボイコットする人で一部の人間からは「鋼の心臓を持っている(皮肉)」とまで言われたある意味、伝説級の人(家庭持ち)だ。
こんな親の姿を知ったら娘さん、号泣するんじゃないの? という感じの人である。
こんなお父さん、持ちたくない……
なまじ口達者なので、浅い付き合いだと「ただの良い人」にしか見えないのが尚、性質が悪い。大概、初見は騙される。ちなみに私もそれで騙された。
こうして見ると、かなりアカン人物()
見ている分にはいいが、巻き込まれたらたまったもんじゃない人物なのは羅列した数々の所業で分かって頂けると思う。
私もあのおっさんみたいに厚顔無恥な人になって、窓際社員になりたいなぁ(失笑)
いやいや、わかさんには無理でしょ(苦笑)
このおっさん、聞けば前の会社でも同じようなノリでトラブルを起こしまくり、関連会社だった弊社にお荷物のように飛ばされてきたとか。そして弊社でも同じように数年かけて噂の注目人物となり()、しれっといつの間にかまた別会社へと転職していった後、今度は誰かと起業して副社長におさまったのだとか。
そのまま、その会社から出てこないでほすぃ(世のため人のため)
ただ、このおっさん、媚びを売るため率先して偉い人たちの相手を引き受けてくれたため、そういう意味ではまだマシだった。
自分の好きなことしかやらない頭でっかちな団塊世代のおっさん
いわゆる定年まであと○年な腰掛けに近いおっさんである。
大した功績もなく当然肩書もない。だが、しかし、なまじ頭でっかち故に扱いに困るパターンである。
おっさん
自分には技術力がある!
と、なまじプライドだけは無駄に高い。確かに技術力に関してはまぁ一目置けるのだが、肩書から察するにとにかくマネジメント能力が欠如している。
だが、年功序列が当たり前のこの世代、肩書は最低でも「主任」はつく。当然、プロジェクトマネージャーにもなる。だが、繰り返すがマネジメント能力は一切ない。
このおっさん、全然使えない
あくまでも技術力高いのは自分の趣味と一致しているからにすぎず、マネジメント能力が一切ないから自分より若い人間が管理職となりそれにヘソを曲げているのだ。
そして、なまじ自分には「技術力がある!」と信じているので、管理職に平気で盾突く。その割に、まともな言い返しも出来ず、部下に迷惑をかけるだけのはた迷惑なおっさんと化しているのだ。
○○さん、自分からいくら言ってもスケジュール作成しないんだよ。下からせっつく感じで、わかさんからも何とか言ってくれない?
おっさんを説得するくらいなら、私自身でスケジュール作成した方がラクです(きっぱり)
何で、私が使えない上司の面倒を見なくちゃいけないのだ。意味分からん……!
と、管理職に言われてキリキリしているところに、おっさんが「今日は何をしようかな。みんな忙しそうなのに自分は何もしてないな。私は横から横へとスルーするだけ。そんな楽な仕事でいいのかな」とか言いながら、ニコニコしてやってくる。軽く言って、殺意ものである。
自覚あるなら、せめてスケジュール作成ぐらいしろ!
最近はスケジュール作成もしなければ、日々の進捗管理すらおろそかになっている始末である。なんで、私が各メンバーの進捗をまとめなきゃあかんのよ。
こういう場面に関しては、口達者なおっさんの方がまだマシだったなと感じる。
最低限で良いからプロジェクトマネージャとしての仕事はまっとうして欲しいと切実に願っているが無理だろう。私を含めた他メンバーもこのおっさんに話を通しても無駄だと悟り、最近では素通りして更に上に居る統括マネージャーと直接話をしている状態だ。
統括マネージャーがコミュニケーション能力の高い、人当たりの良い人なので今は何とかなっているが……異動イベントで下手なことにならないことをひたすら祈っている。
もういっそ、リーダーリストラ→窓際社員になって、おとなしくしていて欲しい
こういうプライドだけは無駄に高い、頭でっかちなおっさんは居ない方がマシである。早く定年で退職して欲しい。間違っても雇用延長にならないことをひたすら祈る。
とか、言っていたらこのおっさん。見事に来年度からのプロジェクトリーダーを外された上に、打ち合わせなどでは最近誰もまともに相手にしなくなった。ざまぁ。
天下りしてきた自称何もできない、文字通り窓際に居るおっさん
管理職
私には秀でた能力は何一つありません。ですが、○○会社(関連会社)への口添えだけは出来ます
……は?
いわゆる「天下り」である。
就任早々、そう言ってのけた。ある意味、晴れ晴れしい。文字通り、窓際社員をやっている。好きな時に来て、好きな時に帰る。実害のないおっさんである。
ある意味、一番マシ(なのか……?)
一日中、ずーっとネットサーフィンしているだけなのだろう。とても暇そうだ。何も仕事をしていないらしい。
それで私より給料高いのか、いいなぁ(私もそういう人になりたひ)
天下りおっさんの給料の額を見たらそれこそ憤慨しそうな気もするが、そんな機会は一生訪れることはないので、恐らく一番心穏やかに見守れるおっさんだと思う。
だって、ほら。実害ないから()
まとめ:終身雇用をうたう年功序列型企業は理不尽の塊である
どのおっさんも反面教師にすべき人たちなのだろう。その反面、それだけ厚顔無恥でいられたらどんなに幸せなのだろうとも思えるおっさんどもである。
でも、やっぱりそういう人にはなりたくないかな……
出来れば私は↓の記事にある、会社にとって不都合な、だけど後輩にとっては良い先輩になりたい。
その中で自分の価値を上げられるスキルアップもはかっていければなぁ、と思っている。
……とか言いながらこの数日後、耐えきれなくなって転職イベントに参加したり、転職エージェントの電話相談を受けたりもした笑
会社にとっても、上司にとっても、部下にとっても、先輩・後輩・同僚にとっても何の益もない人はただの老害である。
すみやかに辞去……と言いたいところだが、そんな老害の相手をするだけ時間の無駄なので、きっちり上司に報告しつつ、存在を無視していきたい所存である。
ではでは、この辺で!
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