である。
前々からふぉろわが「おもしろい!」「おすすめ!」「とにかくやれ!」と言っていたものの、体験版でいまいち刺さらず放置していた人だったので、この機会にとプレイしたら案の定である。
主要四人(ルーク・アーロン・モクマ・チェズレイ)が揃ってからの展開でいっきに嵌ってしまった……!
体験版では、0章と1章がお試しプレイできる。プレイ時間は2時間弱というところだろうか。気になった人は試して欲しい。なお、体験版のセーブデータは製品版に引継ぎ可能なので安心して楽しんで欲しい。
ちなみに、私は無料トライアル期間中にフルクリアしたが、きっちり購入させて頂いた。
本編もそうだが、本編後のエピソードとなるドラマCDなどを併せても3万円ほどあれば全て買える。3万円で上質なシナリオ(ゲーム本編+ドラマCD類=約60時間分ある計算)が楽しめるなら損はない。来月辺りはボーナスだし、ね!!!
「バディミッションBOND」ってどんなゲーム?
じゃあ、何なんだよと言われそうだが、そんな感じである。
シナリオの話
後程話すゲームシステムは手放しで称賛できない(むしろ、圧倒的に文句が多い/私的には何とかなったが)が、シナリオは良かった。とても良かった。やれ(結局、そこにたどりつく)
プレイした人間なら分かると思うが、何を話してもネタバレになるのだ。なので、限界オタクとなると「とにかくやってくれ!!!」しか言えなくなる。
ネタバレにならない部分でかるーく話すと、よく逆転裁判シリーズに似ていると言われるのだが、確かに調? が似ている。シナリオとしては別物なのだが、根幹が似ていると言えばいいのだろうか?
恐らく、シナリオを描いた人が逆裁シリーズをリスペクトしている部分があるのだろう。
トノサマン的なキャラクターが出てきたり、出てくる動物がきゃわわだったり、逆裁ではお馴染みの定番ネタがさりげなく入っていたり……と、逆裁を知っている人だと「あww」となるわけだ。
実際にプレイした感じ、確かに逆裁みはあるな~と感じたが、シナリオの深みにはまると「あ、このネタはもしや〇〇では?」的なことを感じることが多かったので、たぶんいわゆるターゲット層が私(アラサーとでも言っておこう)辺りなんだろうなと感じた。
私的には逆裁の他にFF7、忍たま乱太郎あたりを感じた。何か、もうひとつあった気がしたがド忘れした。
また、よく女性向きと言われるが、これについては「まったくその通りだな!」派である。ブロマンス領域っぽいところは多く、深読みするときわどいセリフが多い。
ドラマCDになると更に顕著になっているなぁと感じたのは、私の気のせいだろうか。
ただ、男性でもヒーローものとして十分楽しめた人も居るようなので、気になる人は……と言うところだ。
私はブロマンス云々より、昨今の「伏線を張り巡らせたはいいもののとっちらかったまま終わってしまったり(続編ありき)」、「何かと異世界転生」だったり、「意外性を狙いすぎて結果的に何が言いたかったのかわからん!」シナリオに辟易していたところがあったので、そういう意味ではバディミは最高でした! と太鼓判は押したいところだ。
バディミは、良くも悪くも王道ストーリーだ。ただ、王道ストーリー! というだけでなく、さりげなくミスリードを狙いつつも……と、王道ながらのここぞと言うところの意外性にぶち抜かれたりと、シナリオがよく練られている。
正直、0章と1章(体験版)辺りは特に刺さるものもなく流していた私だが、メインシナリオを終えた後に見返すと「あああああぁぁぁぁぁ」となるので、是非みなさまにもその気持ちを味わって頂きたい……いや、本当に。
ゲームシステムの話
逆裁と似ていると言われる所以は、捜索パート(調査)と潜入パート(調査内容をもとにステージを攻略する)が、逆裁で言うところの調査パートと法廷パート(裁判)に似ているからなのだろう。
ただ、システム的にはまったくの別物である。
また、記憶力がひたすら試されるゲームなのは間違いない。あと、いわゆるボス戦でボタンアクションが求められる。
前者はゲームシステムや攻略サイトを頼れば良いが、後者のボタンアクションはなかなか厄介である。
いずれも間違えてもクリア自体はできるのだが、いずれも間違ったり、失敗したりするといわゆるゲージが減ってしまい、ランクに響くのだ。
そして、そのランクはメインストーリー以外のエピソード開放に関わっており、下手するとエピソードが開放できないという憂き目にあう。
バディミッションのよくないところ! の筆頭である。最高ランクを取らないとエピソードが見れないなんて辛すぎる……。
「バディミッションBOND」を効率よく楽しむには?
シナリオ重視で効率よく楽しみたい場合の話を書いておく。
私はそんな感じでメイン35時間、他シナリオ込みで50時間ほどでクリアできた。
最初の方はボイスすっとばしていたので、概算な部分はある。目安程度に捉えて欲しい。自動送りにしたい場合はシステム設計あたりでいじればいける。確か、自動せりふ送りをちょい早にした記憶がある。
もうシナリオが楽しめればええねん! という人は、攻略サイトを使おう。私は途中から大変お世話になった。
最初からバディエピソードをなるべく開放したい人は、上記攻略サイトの「捜査エリア(バディエピソード開放等)の詳細は【こちら】」をよく見た上でやった方が良い。
場合によっては、所定ラウンドを越えてでも一度に回収してしまった方がラクかもしれない。最初に言ってしまうと、一番大変なのは(恐らく)Mission12である。
また、捜査パートが始まった瞬間のセーブデータと、潜入パートのセーブデータはとっておこう。捜査パートのセーブデータは、潜入パートがあるミッションだけでも良い。
潜入パートのセーブデータがある場合、潜入リトライを選べばバディの見直しから行えるので覚えておこう。
あとは、既存シナリオはシステム設定の中に、既読済みスキップ機能があるのでうまく活用しよう。その機能をONにした状態で「R」ボタンを押せば、スキップ(やってみれば分かるが瞬間移動する)される。
恐らく、この辺は実際にプレイしないと肌感覚が掴めないと思うので、まぁ、がんばれ! M9とM12辺りでそれを痛感すると思う。
「バディミッションBOND」をもっと楽しみたい!(ドラマCDなどの話)
バディミは本編その後の位置づけであるドラマCDなども発売されている。
通常盤と豪華版、豪華版(店舗特典つき)と三種類ほどあるが、予算が許すのならシナリオブックがついている豪華版(ホリデー・バーレルのみ、シナリオブックではなくM∞カード)をおすすめする。
店舗特典のは未購入なので詳細は知らん……が、メガジャケットとあるので、パッケージのでかい版……?
とりあえず「シナリオブック付」とあるのを購入すれば、シナリオブックがついているものとなる。
通常盤+シナリオブックでキラキラ紙ケースに入っている感じだ。
ただ、無料トライアル後、豪華版がじみーに売れていたので、もう買えないかもしれないが……。
Amazonの「入荷予定あり」ほど信じてはいけないものはない。全部、ある内に買っておいて良かった。
越境のハスマリーは、本編1年半後のルークとアーロンの話である。
ネタバレないと話せない……まぁ、とりあえず留守番電話集がかわいい(最後、、、)
もう何を言ったらいいのか分からないが、チェズレイが色んな意味で大変なことになっている。
ACEくんが超かわいい(そこ) あと、最後、おまえ……なんてことしてくれるんだ。
また唯一、シナリオブックがない(元々ないのだ。何で無いの……)
その代わり、「M∞カード」なるものが豪華版の特典となり、以下のやつがフルボイスで見られるらいしい……? まだ、(色々と摂取しすぎて情報過多となり混乱しまくってて)見てないので見たら追記しておく。
下記の「メテオライト・ショー」こと「バディオラ」はドラマCDではなくBlu-rayであり、リアルショー形式の(ほとんど)朗読劇である。
こちらもシナリオブックつきをおススメする。
なお、朗読劇は本編M18後のエピソードとなる。必見だ。
キャストトークなどもあり、本編で明かされなかったキャラクターの裏設定などが明かされたりする。
昼公演1.5時間+夜公演1.5時間の長丁場だが、見ていたらあっというまだった。秒である。
昼公演のルーク&アーロンの朗読劇エンディングに、私は致命傷をおった。さりげない……さりげなく……アーロン、お前。ルーク、言葉の重要性に気づいてねぇよ。
限定版だと配信カードなるものもついているが、まだ未視聴なのでちょっと待って。
まとめ:とにかくやれ!(最終的にはそれ)
年のせいなのか、すっかりゲームをやる体力がなくなってしまったもので、あつ森以来のスイッチゲームとなったが、ひじょうに楽しめた。
無料トライアルと期間が決められていたので、一気にプレイしてしまってかえって良かったかなーと思っている(結果的に購入したが)
次回作を望む声も多いが、私的には現時点でおさまりがいいので下手に続編出して欲しくないかな~と思っている。
ゲームと言うより、番外編の小説などのメディアミックスを期待したいところである。
あと、公式様。ゲームキャラブック(受注生産)の再販を切にお願いします……!
ではでは、この辺で!
推し? 決まっているだろ、箱推しだよ!!!!!(そう言いながら最推しはACEくんだよ!!!)
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