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【ブラックフライデー ~12/2まで!】kindleカテゴリランキングの100円以下の本を適当に購入、レビューしてみた

である。何とも分かりやすい。

電子書籍自体はDMMブックスでデビュー済みなので、統一すべきと頭では分かっていたのだが……。

とは言いつつも、kindleは価格破壊が起きたビジネス書だけ購入すると割り切ってしまえば良いかなと割り切っている。ほら、ビジネス書って大体、一度読めば満足す……ごほんげほん。

と、言うワケでkindleカテゴリランキングに掲載されていた本で、私の目についた100円以下のkindleを購入し、読んでみただけのレビューである。

~12/2(木)までの割引なので、気になった方はお早めに。

kindleと聞くとkindle端末が無いと読めないと思っている方も居るかもしれないが、そんなことはない。kindleアプリが落とせる端末があれば読める(最低でもiPad miniサイズは欲しいところだが)

ちなみにkindle本の購入は「カートに入れる」という行為は存在しない。ワンポチで「注文を確定する」になっている。通常の物販とは異なるので注意しよう。

ブラックマンデーで100円以下で購入したkindle本レビュー

ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(小山晃弘)

会計の本である。評判が良いのでポチッてみた。

わか
わか

この手のは文字だけが大きくて、中身すかすかなことが多いんだよな~

と思ったが、これは中身もしっかりしている上に、対話形式で書かれており、分かりやすかった。

とにかく分かりやすい。文字だけで見ると「???」となることが、図や例えで分かりやすく説明されている。この辺のノウハウは、まったく簿記知識がなかった小娘をたった二ヶ月弱で日商簿記二級を叩き込んだ、某宗教学校の手腕を思い出した。

宗教学校とはなじっているが、簿記に関しては一流の専門学校だと思っている(フォローのつもり)

会計とひとくちに言っているが、中身を見てみると「会社のお金の流れ」についてや「決算書」の読み方、「ROE」「ROA」など、株をやっている人にとってお馴染みの単語が出てくる。

そして、それらがとてもわかりやすく説明されているのだ。

今まで株関連の本や会計の本でそれらを学ぼうと読んできたもののまったく頭に入らなかったが、今回のこちらの本だとするっと体系だてて頭にはいってきたという感じである。

完全には理解できていないが、大枠では「こんな感じ!」と言うのが理解できたと言うべきか。

なんか、やっと決算書が読めそうな気がする……! という気持ちになった。

また、体系だてて会社の中のお金の流れを一連で説明しているので、簿記をこれから学ぼうと思っている人は読んだ方が良い。十五年前に二ヶ月弱で日商簿記二級を取らされて、そんな資格取得したよねうふふあははもう覚えてねぇよ! な私が言うのだから間違いない(参考にならない)

こんな人におすすめ!
  • 個別株の購入を考えており、決算書が読めるようになりたい人
  • 簿記をこれから学ぼうと思っている人
  • いつかは個人事業主になりたいと野望を抱いている人(←私もコレ)

正直、ここまで人に勧められるビジネス書はあまりない。

会計関連と言うか、税金関連で私が「これ!」と他におすすめできるのは、きたみりゅうじさんぐらいである。

↑こちらはkindle版もあるが、特に割引されていないのでご注意を。

2021年8月末に発売とまだ日も浅いのに、kindleと言えどこのお値段はなかなか出来ることではないと思うので、気になった方は見てみて欲しい。

無印良品のPDCA 一冊の手帳で常勝経営を仕組み化する!(松井 忠三)

いわゆるザ・ビジネス書である。

PDCAとか一冊の手帳云々とかあるが、無印良品がどうやって業績をV字回復したか(2001年~)という観点の物語として見た方が面白いかなと個人的には感じた。

文章はとても読みやすく、冒頭からして引き込まれる。ついつい読んでしまう感じからも、ある一種のストーリーとして読み進める方が良いんじゃないかなと思った。

経営者側の視点のお話なので、社畜の下々観点で見ると参考になる部分があるかと言われると、うーん、である。参考になる部分は多々あるが。

まず、この著者自身が仕事大好きマンなんじゃないかと言う感じなのだ。2001年1月に社長就任してから始めたのまともな夏休みが8月だったとさらりと書かれていて、うわぁと思った。

ただ、読み進めていくと分かるが、下々のことはよく考えてくれているし、ピンチのときこそ経営層が自ら動かなければならないなど「あぁ、この人が社長になったからこそ業績回復したのだな」とヒシヒシと感じられる場面が多かった。

業績悪化時の経営層と下々の温度差の話や不良在庫の話など、著者の人柄が現場よりの人間に沿った視線を持ち合わせている人なのだと言うことがよく分かる。

業績悪化時の下々こと現場の人たちの反応には納得した。恐らく、私も同じような反応をするだろう。現場からすると給料と言った与えられるべきものが与えられれば、会社や経営層がどうなろうと関係ないというのがよく表れている。

不良在庫の話も、ただ単純に「お前たちは何をやっているだ!」と頭ごなしに言われるのよりも、ああやって現実を突き付けられた方が企画した人たちは余程も堪えたし、次に向かって進めたのだと思う。

著者は魔法使いでもなんでもなく、やるべきことを淡々と愚直にこなしている感じだ。ただ、それに対して、少しでも人々との垣根をなくし、コミュニケーションを取れるように、明朗な仕組みを作り、周知し着々と積み重ねをしている。

文ストの首領の言葉を思い出すような行動の現れだった。

「長というのは、組織の頂点であると同時に組織全体の奴隷だ。組織の存続と利益のためなら、凡百汚穢あらゆるおわいに喜んで身を浸す」

文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳(角川ビーンズ文庫)より抜粋

社長だからと言って、ごますりをしてくれる人たちの前で椅子にすわって、ふんぞり返っているだけでは何もイノベーションは起きない。

三年ぐらいで天下りしてくるうちの経営陣の方々に是非、この著者の爪の垢を煎じて飲んで欲しいと切実に感じた。

ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』シリーズ

とりあえず、ちょろっと見てみたら「えっ、この本の原稿、Wordで書いたの???」と思うくらい、見た目がひどかったので、とりあえずそっと閉じた。

図形がばりばりのwordである。文字もでかい。なんか、ひとむかし前の個人が頑張って作ったHTMLホームページを思い出す。発売が2014年とちょっと古いが、ひどすぎでは……。

上記で紹介した「ぶっちゃけ~」の会計本を見た後だと、かなり落胆する。

簿記の復習がてら買っておくかとポチッたが、まさかのデザインだったオチである。

でも阿部寛のホームページがある意味最先端なように、中身は素晴らしいものなのかもしれない。ちょっと今は見る気にはなれないが、見たら追記しておく。

まとめ:安かろう悪かろうもあれば、そうじゃない本もある

kindle以外は今のところ食指がピクリともしない。ブラックマンデーと聞いても「ほーん」である。

良いのがあるなら、Anker辺りのモバイルバッテリー購入したいな~。

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