ふと、ゲームブックがやってみたいなぁ、と思い、手にとってみただけの話である。
SCRAPで数冊、買ってみた中の今回は「帝國ホテル支配人の華麗なる推理」について、レビューしてみようと思う。
「リアル捜査ブック」とは
この本自体はリアル捜査ブックと呼ばれるもので、元々は簡単な謎解き→現地で足を使ってその場に行き、証拠品を見つけていく、というリアルものを本にしたものである。
本だと実際に捜査する必要がないので、必然的に難易度が低めとなる。
なので、生粋のゲームブックファンには物足りないだろう。
私もごく最近に気づいた口だが、SCRAPで出版されている本には「リアル脱出」とか「リアル捜査」とか微妙に名称が違うのだ。
「リアル捜査」とつくゲームブックは、恐らく↑のような感じなので、その辺は注意して購入した方が良い。
レビューを見ていても、「リアル脱出」系のゲームブックの方が人気がある。
私も今、少し「リアル脱出」のゲームブックをやってみているが、「リアル捜査」と違ってギミック満載の本格的なゲームブックだ。
こちらは今、実際にやっている最中なので終わり次第、記事にしようと思う。
初めて購入する人はその辺を注意しよう。
華麗なる推理をしてみた
初見、表紙を見て、怪盗〇ッド様……? と思う人も多いんじゃないだろうか。
残念ながら、ただの万能なホテルの支配人である(ただの万能とは)
絵はちょっとクセが強めだが、登場する人物のクセもちょっと強いので、雰囲気的には合っている。
オールカラーなのか……?(もしかしたら〇色刷りかもしれないが)
本の配色もなかなか独特の雰囲気である。
文豪ロマンとはうたっているが、そこまで文豪要素が強かったかと問われると「うーん」である。
私があまり文豪に詳しくないせいもあるかもだが、文豪本人が登場するものの、ちょっとした要素が入っている程度である。
完全なゲームブックではなく、一部がゲームブックになっているカタチで、最悪謎解きが出来なくても、順繰りに読んでいけばいいので、詰むことはない。
なのでガチ勢には物足りないだろう。完全に初心者向きである。
クセの強い登場人物の中で、唯一きゃわわなのはウサギちゃんだが、表紙と穴埋めページに居る程度で本格的には登場しなかった。
ちょいちょい謎解きには関係ない、リアル脱出時に訪れていたであろう明治村の要所要所の写真と説明があるのが良かった。
(本記事とはまったく関係ないが)明治村の謎解きと言えば、大分昔にやっていた大逆裁の謎解き行きたかったなぁ。
まとめ:試しに買ってみたがレビュー通りの内容だったかな
なんで総じて言うと、本当に本では謎解き体験程度で、実際に明治村に訪れてやっていれば楽しく謎解きしつつも観光も出来たんだろうなぁ、という感想が正直なところである。
リアル捜査ブックがどんなもんであるかと、文豪に惹かれて一冊購入してみたが、もういいかな!
途中でも少し触れたが、リアル脱出のゲームブックはかなり本格的なので、そちらの方は今後も購入していきたいかなと思っている。
まだ未クリアだけど、本当に楽しい。
ルネちゃん2冊と、今やっている最新の封印された魔法書だけでもかなり楽しめる内容になっている。
これは本格的に嵌りそうだ。
ではでは、この辺で~。
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