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【リアル脱出ゲームブック】「滅びゆく魔法書からの脱出」をやってみました!【SCRAP】

謎解き

ふと思い立ち、SCRAPのゲームブックをそこそこ購入した内の一冊である。

一言で言うと、めっさ面白かった!!!!!

  • パラグラフ方式のゲームブック
  • 付録満載、ギミック満載
  • シナリオが刺さった(特にエピローグ)
  • ゲーム時間:10時間以上だと思う(初心者基準)

いわゆる昔からあるゲームブックである。

物語が、パラグラフと呼ばれる数値の節で区切られており、展開によって飛ぶ節を変えていく本のことである。こんな感じ。

父がお弁当を忘れたらしい。何を持っていく?
りんご→「10」へすすむ
みかん→「20」へすすむ

と、言っても私自身、近所の公民館にあったドラクエ4のライアン&アリーナ編ぐらいしかやったことがない口だった。あれは本当に読むだけだったしなぁ。

今回の「滅びゆく魔法書」はリアル脱出で有名なSCRAPから出版されていることもあり、謎解き要素もあればギミックもある。

なので、先程も書いたがクリア時間は10時間超かかると思った方が良い。

休日が丸々一日潰れるぞ。だが、楽しい。

そんな感じだったが、何とか私でもクリア出来たので、初心者向きとは言わないが、出来なくはないんじゃないかなぁとは思う。

所感、小学生はちょっときついかな……?(かとうじて高学年なら出来るかも)
中学生、高校生くらいは出来るかな? という感じである。

と、言うワケでレビューである。

「滅びゆく魔法書からの脱出」をやってみた感想

ギミック満載の謎解きが楽しい!

まず最初、本を開くと付録の多さに「はわわ」とプチパニックなるが、きちんと順を追ってやっていけば問題ない。

私も「これ、使いこなせるか!?」となったが、やっていくうちに自然に慣れた。

シナリオがシンプルながら深い

各所のレビューでも言われているが、根底がシリアス展開な感じで、要所要所でほのぼのギャグが入る感じだ。

たまにメタ発言も入る(主にゲームブック初心者に向けて、という感じだ)

特に終盤の展開は演出がうまいなぁ、と感じた。あの行って、戻る展開がツボった人は多そう。

終盤になると謎解き云々より、シナリオー! となる人は多いかもしれない。

私もその一人だった。そしてあの最後が無茶苦茶刺さった。

あれについて語りたいけど、ネタバレ出来ないから語れない……。

ゲームブッククリアしてないと入力できないようなパス設定すれば、その辺について語っても良いのだろうか?

「滅びゆく魔法書からの脱出」をやる上でのポイント

ノート・メモは必須

意外とゴリゴリと書かないと見えないものは多い。

え、これ何? と思ったやつも、地道に紙に書いて、情報を整理してくると見えてくるものもある。

あとやっていく内に分かるが、パラグラフで「これがあれば進めたのに!」というものがあった時は、どこかにメモしておいた方が良い。

重要そうな単語(基本、太文字)やパラグラフもメモしておこう。

あ、どこかでこれの手掛かり、見た気がする……という時に役立つ。

私は紙系はコピーして使っていたので、それにゴリゴリ書いておいて、大分助かった。

コピーできるものはコピーしておいた方が良い

付録類についてくる紙はコピーして使うと便利である。

私は貧乏性なので基本、そうしている。

コピーだと思うと、安心してガシガシ書けるのも有難い。

偶に本物じゃないと謎解きができない場合もあるので、その辺は臨機応変にやる必要はあることだけは注意しよう。

紙類でコピーしなかったのは、マネッコカードと某神様とカバー類ぐらいである。某神様とカバーは出来なくはないが、さすがにマネッコカードはな……。

「滅びゆく魔法書からの脱出」で詰んだその時は

とりあえず公式ヒントを見る

公式サイトの下方に攻略のヒントがある。

基本はコレだ。たまにヒントを見ても分からない時があるが……。

と、言うか変な方向にハマると、ヒント見ても本当に分からないよね。

一度、休憩して頭をスッキリさせるのも手である。

先に進めなくなった!

これは大体、何かを見落としている。

行ける場所、行ける選択肢を片っ端から行き直そう。

章が変わるごとにパラグラフ+5する過程も忘れずに。

私はマップが2つある内の、1つを加算し忘れてしばし途方に暮れた。

加算しすぎて、間違えて先の章にワープして「???」になることもあった

あと一度、休憩した方がいい。

最後は強行突破する

ヒント見ても分からん! どうしても解けない! と言う時は、強行突破するしかない。
リアルのイベントと違って、本そのものはそこにあるのだ。

そして本そのものの中に進むべきストーリーは眠っているハズである。

Web入力部分はおとなしく詰むしかないが …… 某脱出の方は、アクセントを変えれば読めるよ(私もあそこで小一時間嵌って、何故か同じ箇所にある某問題をごねごねしている内に解いてしまった……)

幸い、パラグラフの下には戻り番号が書かれているので、それを頼りに総当たりすればいつかは辿り着ける。

私も数回ほどお世話になった。

某折り紙が折れない

あれ、手順通りやっても折れないよ……。

くそ真面目に手順通りやると折れないので、あれは手順ごとに表裏をよく見た上で、手順内容に該当する部分を探した方が良い。

私は○折りする箇所で誤爆して大変なことになった。

ヒントを見ながら、紙がボロボロになるまで試行錯誤した末にやっと完成した(なお、魔法書脱出後にようやく完成した・意味ない)

まとめ:アナログちっくなゲームブックは面白いよ

ただの謎解きだといまいちやる気が出ない! と言う人にはかなりオススメな一冊だった。

また、ゲームブックほぼ初挑戦と言っていい私が出来たので、ゲームブックが初めてな人でも恐らく大丈夫! だと思う。

まぁ、でも一番はシナリオ。個人的にはほんと、シナリオ刺さった。

今猛烈に語りたいので近い内、何かで放流するかもしれない……。

ではでは、この辺で!

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