楳図(うめず)かずおの「こわい本」とコラボした吉祥寺をめぐる謎解き(周遊型)を遊んできた時の話である。
基本ネタバレはしないが、ちょっとしたコツ等は記載するので完全自力で解きたい方は見ない方が良い。
「こわい本-吉祥寺の謎-」とは
「こわい本-吉祥寺の謎-」とは、THE NAZO FREAKが製作した謎解きである。
THE NAZO FREAKと聞くとピンとこないかもしれないが、大人が愉しむ謎解きイベントをコンセプトにBOUKEN WORKSが手がける、大人向けの謎解きブランドであり、元タ〇ラッシュのブラック〇ーベルを手掛けていた人たちである。
下記辺りの謎解きが好きな人には刺さるかも……?
キットの販売場所
公式ページにある通りだ。
分かりやすいのは吉祥寺サンロード商店街(アーケード街)にある「BOOKSルーエ」だろう。
私が行った時と変わっていなければ、1Fのレジで販売しているので店員さんに声がけしてみよう。
土日祝なら「THE NAZO STAND」も良いと思う。
ヨドバシカメラを通り過ぎてから小道に右折したところの三井リパーク辺りにある。
難易度について
同時開催されている周遊型「サンロード謎解き商店街」より難易度も高ければ、捜索範囲も広い。
もし謎解き初心者なら、よほどのうめずファンでなければ「サンロード謎解き商店街」の方をおすすめする。
捜索範囲について
広い。とにかく広いし、歩かされる。
かなりコアな部分(?)まで入り込んだり、意外な場所が指示されたり、生活圏に密着する場所を訪れるので、暗くなる時間帯はおすすめしない。
「サンロード謎解き商店街」と違ってアーケード街から飛び出すので、出来れば天候が穏やかな晴れの日が良いだろう。
雨の日だと大変だと思う。
実際にやってみた感想
現地散策について
周遊型とあるとおり、現地のものを散策してそこにあるものを絡めた謎解きするパターンが多いのだが、まず現地散策のものが見つからない。
解釈はあっていたのに、検討違いの場所を探すなどして大分時間をくってしまった感がある。
途中はともかく、最初の方は指示された通りに動いても、目的のものが見つからない場合は、散策場所自体が間違っているので、それに該当する場所が他にもないか、よーく考えよう。
また、第二章終盤はその捜索物が大変分かりにくい位置にあるので、よくよく探してもらえればと思う。
それかヒントを早々に頼ろう。
ヒントを見ると分かるが大体、検討違いのところを探していることに気づくと思われる(私だけか)
難易度について
とにかく難しい……と現地で解いていた時は思ったが、現地のものを写真に撮り、家でゆっくり考えていた時はヒントを使わず解けたので、落ち着いて解くことが大事である。
とは言え、一気に現地散策できるワケではないので、ヒントを上手に活用しよう。
ただ、前述したとおり、謎解き自体の難易度も高ければ、散策範囲もかなり広いので、朝早くからやるか、二日間ぐらいに分けて実施することをおすすめする。
ちなみに私はヒント活用しまくりで、二日間かけてクリアした。
謎解きについて
謎解きとくれば小物が不可欠だが、こわい本はなかなかユニークな小物がついていて面白かった。
よく言われがちだが、どこで何が必要になるのか分からないので、付属品は何ひとつ捨ててはならない。
何ひとつ、そう捨ててはならない、使うぞ!(これの意味が分かる人は分かるハズである)
今までにはない小物活用が多いので、ユニークな謎解きをしたい人は是非、実践してみよう♪
まとめ:こわい本だけど、雰囲気こわいくらいである
「こわい本」とのことで、難易度云々より怖いのか……と若干恐るおそる謎解きしてみたが、こわさに関しては「こわいの嫌だな~」ぐらいの常人なら問題ないレベルだった。
ただ、難易度と捜索範囲はともに「優しくない」レベルなので、まだ未プレイならば先に「サンロード謎解き商店街」の№1から順に解いていくのをおすすめする。
「こわい本」かね満足だったが、終わった後の保管がちょっと困るタイプだったのが、ちょっと残念なところである。
某宝探しのどこぞの美術館謎がこれ形式だったんだよなぁ、と思いつつ。
まず手始めにナゾストアさんの謎がどんなものか試したい人は、ナゾストア公式サイトの持ち帰り謎をやってみると良いだろう。Amazonでも「ボウケンクエスト」のみ取り扱いがあるようだ。
あくまで私の憶測だが、恐らく下記の謎もナゾストアさんの中の人が昔、手がけたものだと思っている。こちらもかなり良い謎解きだったので、おすすめである。なくならない内にどうぞ……。
ではではこの辺で!
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