ネタバレはしていないが、完全に自力で解きたい人は見ないことをおすすめする。時間が限られている人などは、解く時のコツにして貰えれば幸いだ。
「モナリザは2度微笑む」は、横浜大世界で実施されているお馴染みブラックレーベル現地周遊型の謎解きである。
事前にキットを購入したが、あらかじめ出来る謎解きはほとんどなく、現地で入手しても問題はない。
横浜大世界は、東急東横線・みなとみらい線「元町・中華街」の3番出口を出て、朝陽門をまっすぐ突っ切っていった場所にある。
横浜大世界に着いたら外階段で2階に上がると、受付がある。
そこで、アートトリックミュージアムの入館受付と謎解きキットの購入、エクストラコースの購入が可能だ。
終わった後も、3階からこの受付前に戻ってくる感じだが、忘れやすい人は入場時にエクストラコースも購入してしまおう。
忘れた人も安心して欲しい、今はオンラインでも購入できるようになったようだ。
前はオンラインでは購入できなかった記憶があるので、意外と購入し忘れが多かったのかもしれない。
「モナリザは2度微笑む」本編の謎解きについて
モナリザは2度微笑むは全5章+エクストラコース構成であり、第1章から第3章の散策を横浜大世界で行う必要がある。
第3章まで終わってしまえば、持ち帰りが可能と言うことだ。
現地は1時間ほどで終了した。ツボるとなかなか答えがでない部分も多少あったが、難問はない。
迷った場合は自分の所持物を見直したり、ヒントを参考にしよう。
ちなみに今回、私はシリーズ通してノーヒントでいけた! ひゃっふー!
ちょっと辛いのが、迷った時に座れる場所がほぼないところだ。立ちながら解くしかないところが辛い。
唯一、どっかのトイレ+自販機の前に座る場所があったかなー? 程度だった。
自分は平日の朝の横浜大世界オープン直後に入ったこともあり閑散気味だったが、純粋にアートミュージアムを楽しむ社会人グループや修学旅行生グループなど3組ほどに遭遇した。
また、そこそこ謎解きのキーポイントとなる絵画等は近くにあるので、さくさく歩いていってしまうと通り過ぎている可能性がある。
各謎解きのところには右上に何階の謎が記載されている。それを参考に、タイトルや絵の雰囲気など、よーく見て行こう。
偶に、え、こんなところに!? という場所にあるので、さくさく歩くと本当にスルーしてしまう。
まぁ、謎解きに夢中になっていると自分が「何階だっけ、ここ?」となるが……。横浜大世界の階表示は階段部分にあったと思うが、お洒落な表記なので一瞬迷うので注意しよう。と、言うか、私にはよく分からんかった。
そんなこんなでアートトリック自体はあまり楽しまなかったが、最後のところにあったコインを入れるとぐーるぐる回りながらやがて中央に置いていく貯金箱(?)がヤケにツボって、二回もやってしまった。
家に帰ってから第4章と最終章をやったが、こちらもそこまで難しくなかった(1時間くらい?)
最後の謎がやや指示が分かりずらいが、なるほどな~と言うものが出来上がる。
エンドは二種類あるので、最初から正ルートエンドに行きたい人はよーく考えよう。
「モナリザは2度微笑む」本編以外の謎解きについて
別売りのエクストラコース
続いてのエクストラコースは、いわば救済エンドと言ったところだろうか。
こちらもなかなか指示が分かりづらい上に、「え、そんなことしなくちゃなの!?」と言う指示がある。
いやだな~と思いつつ大破させたが、恐らく雰囲気分かると思うので、嫌な人はそのままやってみよう。恐らく、こんな感じになるはずだから……で指示は読む取れると思う。
まぁ、その指示がまた分かりづらいので、メタ解きになってしまった人も居るのではないかと思う。かく言う私もメタ解きの方だ。
これ使ってないけど……というやつをそれらしいところにやったら、それらしい単語が出ちゃった感じである。
こちらも1時間弱くらいで出来た感じだ。
後日談となる「ある友人からの手紙」シリーズ【奇妙な美術館に住む怪しい女より】
こちらもやってみたが、これはかなり良かった。
ある友人からの手紙シリーズは12シリーズほどあり、どれもクオリティが高いものがこちらもその部類だった。本編をやった人は、やって損はない。
ちょっと適当にやったものの、出来上がりはよく出来ていたと思う。
工作苦手マンだが、これはおすすめする(そう、これは工作……と言うか切り絵に近い感じ?)
「ヒミツの前日譚No.07 とある美術館から消えた物」
こちらは正直「いまいちだったかなー?」と言う感想だ。
前述の「ある友人からの手紙」シリーズが良かっただけに……。
「ある友人からの手紙」シリーズから続けてやると如実にそれを感じるので、もし両方やる人は肩透かしをくらわないためにも、こちらから先にやることをおすすめする。
「ヒミツの前日譚」は全体的にあまりおすすめではない。端的に言うと、クオリティはそこまで悪くないのだが、コスパは悪い。「ハンターズヴィレッジ」になった弊害なんだろうなと思っている(私の記憶が正しければ「ある友人からの手紙」はまだ「タカラッシュ」時代のものである)
まとめ:シナリオは王道だが、アートミュージアムの世界観に沿った謎解き!
シナリオはなんとなーく中盤辺りで読めてしまうものの、ギミック的なところは美術館やアートミュージアムといったところの世界観がよくくまれていて、とても良い謎解きだった。
こういう謎解きを考えられる人は一体、どういう頭の仕組みなのだろう……不思議でならない。
時間に余裕のある人は帰りに横浜中華街を楽しむことのできる立地なので、興味ある方は是非訪れてみてはいかがだろうか。
ではでは、この辺で~!
コメント