そろそろ上の子は中学生。
特別支援に通うため、目の前にある小学校に通えず。
特別支援のある隣の学校に行っていたためか、近くに民間の学童もあったおかげなのか。
幸運にも最高学年(6年)でありながら、学童に通えてしまった上の子。
だが、次年度からはそうもいかない。
と、言うワケではじめた取り組みのうちの一つが、家の鍵のスマートロック化である。
結論から言うと、ぶっきーな私にも何とかつけられた!
つけたのは「sesame3」である。こんな感じのやつだ。
意外とコンパクトで、手軽につけられた。
「sesame3」本体を既存鍵に合わせて調整する
本体もコンパクトなら、箱のシンプルイズザベストな感じである。
とりあえずsesame3本体の箱を開封して、説明書通りに鍵の調整を行うところからである。
箱を開封すると一番下に、更に小さな箱があり、その中にドライバーがあるので、こちらでネジを調整する感じとなる。
ちなみに私はこのドライバーを見落としており、自ドライバーでやったものだから少し苦労した。
と、言うのは、このドライバー。少し小さいところは難点だが、磁石ドライバーでネジがきちんとつくやつなのだ。
sesame3の鍵調整で扱うネジはどれも小さいので、普通のドライバーでやると、えらく大変なことになる(実体験)
付属の磁石ドライバーはきちんと活用しよう。
そんなこんなで、鍵の調整である。こればかりは実際にやってみないと分からない。
デフォルトの状態で鍵につけてみて、感覚で調整していくしかない。この過程でネジを失くさないように注意しよう。私は何度も危うく見失いかけた……。
サムターンをはさみこむ部分は結構アバウトな厚さなので、人によっては↑の調整だけでは物足りないかもしれない。
公式で、3Dプリンタによる鍵形状に合わせたアダプタ作成は安価にしてもらえるし、自力で何とかしれも良いと思う。
私も上の写真にあるように一番狭いやつ(小)だと入らず、片方だけずらして中サイズにしてみたが、それだとサムターンは回るもののちょっとスカスカで心もとなかったので、ちょっと改造してみた。
薄っぺらいゴム状のなにか……が丁度良さげだなと探して、つけてみた結果である。正体はこちら。
丁度、子供のゴーグルが水漏れするとか言って、捨てるところだったので……丁度良かった。
そして高さも足りなかったので付属の金具もつけて、いざぺったん! ……と思ったら、
つかねぇ!!!!
うちの玄関には付属の3Mシールでは、まっっっっっっっったくつかなかったのである。
「sesame3」付属の3Mシールでは玄関にくっつかなかったので
うちはへー〇ルハウスだ。同じくへーベ〇な玄関の人は、くっつかない可能性が高いのか? なのか、どうなのかはさておき。
ドアの材質を見ると、ちょっとざらざらであった。恐らく、そのせいなのだろう。
家にあったそこそこ厚さの両面テープでとりあえずついたものの数日で曲がり。
その後、凸凹面OKなお高い別の3Mシールを購入しやってみたものの、
何とかくっつくものの、sesame3が施解錠する度にくねくね動く始末でつかえねぇ。
ダメじゃん。
……と思ったが、よく調べるとうちの玄関、磁石がくっつく。
そう言えば、会社で机の側面とかにHUBをくっつけるのに、両面テープ-強力磁石のやつあったなぁ、とふと思い出し。
結論:パナソニックありがとう!!!!!(発売日1985年とか歴史もすごかった)
鍵の施解錠でもビクともしないし、外そうと思えばいつでも外せる。しかも外しても磁石なので、接着率は低下しないし、良いことづくめである。
ドアが磁石に対応している人は、是非参考にして欲しい。
ただし、金具部分がドアを傷つける可能性があるので、養生テープあたりで養生することをおすすめする。
「sesame3」設置完了!
設置後のアプリへの登録方法などは、公式ブログを参考にしよう。
sesame3 SESAME 3の登録(Sesame OS2)
下の写真はうちの玄関の、sesame3設置前と設置後である。
良い感じについている。
アプリ上ではこんな感じだ。
……微妙にヘンな名称なのは、鍵の順序を任意に設定できないせいである。
例えば「自宅上」と「自宅下」と登録すると、なぜか「自宅下」が上に来てしまうのである。
地味なところだが、やはり実際の設置順と同じ並びにした方が分かりやすいので、並び順の設定をでき領にして欲しいところである。
と、言うか、整列順、どんな法則なんだ? よく分からない。
「sesame3」NFCタグによる施解錠について
sesame3をNFCタグで施解錠する方法は、公式ブログが参考になる。
sesame3 【iOS】NFCタグシールの設定方法 (Sesame OS2のみ)
NFCタグに対応できる機種は限られる。上記のブログに記載されているので、自分の端末が対応しているかはよく確認しよう。
私は1枚のNFCタグ(付属でついている)で、両方の鍵を施解錠できるようにした。
上の公式ブログの『<NFCタグ>複数鍵の登録部分の①』の部分である。
私はあいぽんだったので複数鍵対応できたが、Androidはまだ複数鍵未対応かもしれない……?
「sesame3」の手ぶら解錠を試してみた所感
手ぶら解錠をちょっと試しているところだが、レビューなどでも言われている通り、誤作動がそこそこある。あと、解錠されるまでも微妙に遅い。
帰宅直前にsesame3アプリを立ち上げる、かつ、帰宅後はアプリを即座に落とすぐらいで丁度良い感じになる。
ある程度、生活リズムが決まっている人は、「Macrodroid」などのアプリでスケジュールを組むと幸せになれるかもしれない。
私は帰宅直前、学童によるのでそのタイミングで手動起動している感じだ。
家に着いてからもう少し早く、開いてくれると嬉しいのだが……(駐車場は家のBluetooth範囲内なのだけどな)
また、2つの鍵だと、それぞれに対して手ぶら解錠しないと駄目なようである。
どちらか片方が解錠したら……は出来ないのかなと思うが、まぁ、理論的にはほぼ同時につながるワケだからいらないのか。
こちらはまだまだ試行回数が少ないので、もうちょっと試してみる。
まとめ:物理鍵がなくなるのは嬉しい
実際に使ってみると、ちょっと物足りないところも感じるが、お値段のことを考えると相応だろう。
これをつけるにあたり、〇ーベルくんにスマートロックの問い合わせしたら、ヘーベ〇はロングスマートフォームで30年保証なんちゃらだから、10年かそこらしかもたないスマートロックは未対応だよ! と言われた時は哀しかった。
施工時につけていれば、また違うのかもしれないが
の、わりには一個、よく分からんFeliCa対応の鍵(マイロックだったかな?)の見積もりはしてくれて、別の鍵をつける形で十万円と言われた時もついでに哀しかった(なんだよ、それ)
sesame3と同様のスマートロックというと「キュリオ」が出てくと思うが、あちらだと2つの鍵に対応するとなると確か6~7万円かかる計算だった。
実際にどんなもんか分からんし、これで使えなかったら嫌だしとコスパ最高なsesame3にしたが、まぁ、かね満足である。
少しでも参考になれば幸いだ。
ではでは、この辺で~!
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