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京極夏彦先生の作品はとにかく分厚いということしか知らなかった人間が、百鬼夜行シリーズ(原作)のコミカライズを読んでみた感想である。

DMMの初心者割引きで実は買っていたのだ。

結論から言うと

  • 「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」シリーズと「薔薇十字探偵」シリーズはとっつきやすく、読みやすい
  • 本筋は(作中の時代的なものもあり)性的な話が多く、人により合わなそう(私は合わない方だった)

な感じである。

なので、小説はちょっとハードル高いけど、コミカライズなら! と思った方は、「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」シリーズと「薔薇十字探偵」シリーズをおすすめする。

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「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」シリーズはどんなお話?

中禅寺先生シリーズは百鬼夜行シリーズ(本筋)のスピンオフ作品であり(原作には存在しない)、時間軸で言うと本筋よりも前の、第二次世界大戦後の話である。

本筋が性的な話が多い中で、今の時代からすると忌避感を感じてしまう傾向にややあり、私みたいに「ちょっとなぁ……」と思う人向けである。

とりあえず性的な話は(今のところ)ない。

本筋を知っている人が読んでも面白いし、まったく知らない人が読んでも面白いようにきちんと描かれている。

主人公の女学生・日下部栞奈(くさかべ かんな)の居る女学校に、国語講師として赴任してきた中禅寺先生をはじめとし、本筋に出てくるクセの強い(?)人たちと徐々に出会っていきながら、ちょっとした日常の謎を解いていくというお話である。

本筋がホラーっぽいので、ややホラーよりな話も出てくるが、全体的にマイルドにまとめられている。ほっこりするような話もちらほらあって、栞奈ちゃんきゃわわとなる。

本筋だとお馴染みの中禅寺明彦(ちゅうぜんじ あきひこ)はもちろん、気弱な凡人である関口巽(せきぐち たつみ)、天才とアレは紙一重と言わんばかりの躁病の気がある榎木津礼二郎(えのきづ れいじろう)、強面の警察官だが気はやさしい木場修太郎(きば しゅうたろう)などもバンバン登場する。

特に、榎木津さんはどこぞのゲームに出てくるシャーロック・ホームズにそっくりだ。

自分でそれを言っていて、なら中禅寺先生の眉間のシワの深さは某みったんなのかもしれないと思ってしまったのは内緒だ。

私が今回、コミカライズを買った理由が京極先生の作品が気になったという以上に、志水アキ先生に大きな信頼があったというのもある。

志水アキ先生は「幻想水滸伝3」という作品のコミカライズも手掛けていたのだが、原作では納得のいかなかった部分を最期まできちんと描き切ってくれた方なのだ。

今回の「中禅寺先生物怪講義録」に関しても、スピンオフながら本筋の良さが活きており「さすが!」と大絶賛ものである。

これは語ると長くなるので割愛するが、各登場人物の葛藤がよく描かれていた。コミカライズのお陰でクリスのことが好きになれたよ……。

今の時代、原作レ〇プなんて言葉があるように、ドラマやアニメ化で原作とは別物だったり、とんでもないことをしでかす物が当たり前に溢れている中で、原作の良さを失うことなく、むしろ活かしながらより良いものに描ける人は、純粋に崇めたい。

「薔薇十字探偵」シリーズはどんなお話?

「薔薇十字探偵」シリーズは、私立探偵である榎木津礼二郎が構える「薔薇十字探偵社」に持ち込まれる事件というより厄介事? を解決していくシリーズである。

主人公は榎木津礼二郎本人……と言うより、1巻(憂鬱)の被害者である女性の伯父にあたる「僕」が主人公となる。1巻だけかと思いきや、この「僕」にあたる人が、1巻の事件をきっかけに以降の巻でもずーっと巻き込まれ、主人公視点となるのだ。

順番としては

  • 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱
  • 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤
  • 山颪 薔薇十字探偵の憤慨
  • 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然
  • 雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑
  • 面霊気 薔薇十字探偵の疑惑

となるが、基本「薔薇十字探偵」シリーズは1冊で物語として完結するので、ひじょうに読みやすい。

上で紹介した栞奈ちゃんこと「中禅寺先生物怪講義録」シリーズよりは本筋の雰囲気に近く、最初の「憂鬱」編はやや性的なお話であるが、本筋ほどではない。

榎木津さんが突拍子もなく暴れまわるお陰で、本筋よりややマイルドになっているせい(むしろ、救われている?
)、とも言えるかもしれない(シリアスぶち壊し隊)

栞奈ちゃんシリーズを読んでもっと彼らの話を読んでみたい!、本筋がちょっと重いなぁ、と思った人におすすめだ。

まとめ:京極先生に触れたい方はコミカライズからマイルドに触れるのもアリかと

たぶん私は本筋コミカライズが結構、ドン引きだったので、原作から入っていたら他のはもう二度と読まなかったかもしれない……と思うと、コミカライズから入って良かったと思う。

また、ドン引きはあくまで私の主観であり、京極先生からするとその時代にあった本当のことを独特の視点でリアルに描かれているのだろうな、と思える描写の数々なので、ハマる人にはハマるだろう。

なんて言うんだろう、京極先生の作品は女性の良さも悪さも、ある一種の厭らしさもめちゃくちゃリアルに描かれているなぁ、と言う感じであるし、その時代ではごく当たり前だった男尊女卑も克明に描写されているんじゃないかな、と思った。

ともあれ、うーん、京極先生の作品には興味あるけど、いきなり原作に触れるのはちょっとな……と思った方は、今回紹介した「中禅寺先生物怪講義録」シリーズと「薔薇十字探偵」シリーズから身体を慣らしていってみてはどうだろうか。

ではでは、この辺で!

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