純正インクはとにかく高い。
会社でさえ、リサイクルトナーを使っている時代なのに、個人が純正品を使うのもナンセンスな気がするわぁ
一時代前だと純正ではないインクを使うと、インクが詰まる・プリンタが壊れる・修理費や買い替えで余計に高くつくなどとよく言われていたが、最近はそうでもない。あまり安いのを選ぶと相変わらずのようだが、一部のリサイクルインクについては純正品の半額程度でそこそこの品質を保ったものがあり、評判も良い。
その中で今回はサポート対応の評価が高いエコリカのリサイクルインクを購入してみた。
私が使用しているプリンタはCanonのTS6000シリーズである。また、プリンタの使用状況としては主に白黒印刷がメイン、カラー印刷は年賀状ぐらいだ。その上で、結論から言うと
である。
「エコリカ」のリサイクルインクの実際のところ
実際に使ってみて感じたのは、インクが乾きにくいという点だ。
子供の宿題用のプリントを印刷するのが主なのだが、黒インクがてかっているのがお分かりいただけるだろうか。
なんかすごくリッチブラックかよ並みにインク盛り盛りだったりする。
純正インクがなくなった順にエコリカのリサイクルインクに入れ替えていっているので、その影響もあるのかもしれない。今だとカラーは純正、黒はエコリカのリサイクルなので混じって良い感じ(?)になっているのかもしれない。
ただ、しばらくそっとしておけば乾くのでその点にさえ注意すれば問題ない。続けて印刷する場合は、後から印刷した用紙によって、乾ききっていないインクの上を容赦なくすべり、掠れるので注意しよう。
あの後、使い続けて順次、エコリカインクに入れかえっていったところ、インクのもりもりも落ち着いていった。やはり純正インクと混同があまり宜しくなかったようだ。気になる人は、一気にエコリカインクに入れ替えて見ても良いかもしれない。
「エコリカ」のリサイクルインクがおすすめな人
上の写真を見て頂ければ分かるだろうが、インクがモリモリでてかっているものの、字自体は綺麗に印刷されており、純正に劣らない。
私が使用しているプリンタはそこそこ年季が入っている(と、言っても数年だが)こともあるし、仮にこのリサイクルインクによって壊れてもエコリカが保証してくれる可能性が高いこともあり、購入にいたった。
現時点で純正品(大容量タイプ)だと7700円、エコリカだと4800円(Amazon調べ)で約3000円ほど安い。今は一般の家電量販店でもリサイクルインクを取り扱うほどである。純正品にこだわらない人は一考してみても良いだろう。
私自身、今まで純正品一択だったが、純正インクを使い続けてもそれらしいメリットはなかった。
以前、子供の卒園に合わせて式辞の印刷を試みたが、いくらクリーニングしても用紙の端や折り目部分が汚れて印刷されてしまい散々だった。1日1枚か2枚を片面で出力する程度で、純正インクを使い続けてこれである。綺麗に印刷したい度に買い替えろと言うのか。
過去に腐女子らしく、冊子を作るために面付して冊子印刷しても同様のことがよく起きていた。用紙の端が微妙に汚れるのである。この時は両面印刷だからかと諦めたが、どうもそうでもなさそうということが分かって、落胆したものだ。
まとめ:余程品質にこだわりがなければ純正にこだわる理由は然程ない
プリンタがプリンタとしての機能をまっとうしてくれる保証があれば純正インクにこだわるのもひとつの選択肢と考えるが、今のプリンタ品質ではそれもなさそうというのが私の結論である。
もういっそ、レーザープリンタを買うべきか?(錯乱)
Canonは文字は綺麗に印刷されるだけに、もったいない。用紙の端が汚れるトラブルさえなければなぁ。
純正インクを使い、常識の範囲内で使用している分には、用紙の端や折り目部分が汚れるなどといったトラブルが起きないプリンタを夢見つつ、しばらくエコリカのリサイクルインクで今のプリンタをもう数年、使っていければと思う。
ではでは、この辺で。
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