卒業年度の役員は多忙である(ひとことめがそれかい)
告知が遅れたが、ブログのテーマをXeoryBaseからCocoonへと変更した。移行自体は6日に済ませてあったが、一行目にある理由から色々と多忙で今になってしまった。
備忘録がてら
- テーマ移行のメリット・デメリット
- 何故Cocoonテーマを選んだのか
- どうやって移行したか
などなどを話してみようと思う。
テーマ移行のメリット・デメリット
メリット
メリット・デメリットと書いたが、メリットは変更後のテーマに依存するだろう。Cocoonテーマについては後述する。
あとは記事をリライトする良い機会になるぐらいだろうか。
あとは……最初、適当に作った場合、色々と環境がぐちゃっとなっていると思うので、それを綺麗にするチャンスとも言えるかもしれない。環境がぐちゃっとしていると、自然と速度低下=Web表示速度も落ちる。私は一応システムエンジニアもどきなので、パソコンの再インストールなんかも時折する。それに近い感じじゃないだろうか。
デメリット
今のことろ、
- 記事の移動の際、改行がふっとぶ
- アクセス数もふっとぶ=人気記事が出ない
- 独自ショートコードが実装できない
と言った感じだろうか。
記事の移動の際、改行がふっとぶ
これはテーマ移行と言うより、ディレクトリ移動した時の弊害だ。今回の移動方法は独自ドメインのディレクトリ切替による移行で実行したため、まったく別に作った新しいサイトに今までの記事の移動が発生した。
WordPressのエクスポート・インポート機能を使って記事移動したのだが、エクスポートまでは良い。何故かインポートの際に空行の改行がふっとんでしまうのだ。
地味に痛い。
今回はテーマ変更も兼ねており、記事のリライトの必要があったことと、記事数がまだそこまで少なかったので手動でやったが、コードをいじれば改行を飛ばさず、インポートも出来るようだ。
もしくはWordpressのエクスポート・インポート機能を使わずに、直接データベースをいじって移動する方法だと消えないかもしれないが……検証はしていない。
アクセス数もふっとぶ=人気記事が出ない
これは移行元と移行先のテーマにもよるだろうが、少なくともXeoryBase→Cocoonだとふっとんだ。
あらかじめ人気記事関連のプラグインをインストールしておけば、ふっとばなかったかもしれない。Cocoonは独自にアクセス集計機能を持っているのだ。
だけど、気のせいだろうか。当サイトはその機能を有効にしているのに、それが動いている気配がない。アクセス0の状態なのだ。
別ツール(グーグルアナリティクスなど)で見るときちんとアクセスされているので、Cocoonのアクセス集計だけが何故か動いていないとは分かっている。うーむ、SQLiteのせいなのだろうか……。
(19/3/16追記)
やはり、SQLiteのせいらしい。データベース操作系が全滅のようだ。
SQLite IntegrationでWordPressを動かす3つのデメリット
cocoonだとテンプレート機能も使えないようだ。
テンプレートは元々使っていない機能なので、なくても不便ではないが、アクセス集計機能は地味に痛い。だが、よくよく考えたらXeoryBaseの時もアクセス数集計&人気記事はプラグインなしで実装していたので、それを再利用すればいいだけのことだということにも気づいた。
いずれにせよ、テーマに実装済みの便利な機能が使えないのは痛いが、コストがかかってない分、致し方あるまい。
プラグインなしで画像付きの人気記事をWordPressのウィジェットに追加する
独自ショートコードが手軽に実装できない
これはCocoonテーマの話だ。至れり尽くせりなCocoonテーマだが、手軽に独自ショートコードが手軽に実装できない。
function.phpをいじれば可能なことは分かってはいるが……うぅむ。
プラグイン不要!WordPressのテキストエディタにタグ挿入クイックタグボタンを追加する方法
どうでもいいが、ビジュアルエディタとテキストエディタでタグが別なのも頂けない。私はテキストエディタ派なので、出来ればこちらに集約したい。Cocoonはどちらかと言うとビジュアルエディタ寄りだが……ビジュアルエディタに切り替えると、改行がふっとぶ問題も嫌いだ。
既に豊富なショートコードが実装されているので、あとはそれをちょっとカスタマイズした独自ショートコードが作れて、テキストエディタに表示できれば最高なのだが……それだけのために「AddQuickTag」プラグインを追加するのも気が引けるし、大体、こういうのを追加すると既存の機能と競合したりするので避けたい。
なぜ、Cocoonテーマに移行したのか?
評判が良かったから、の一言に尽きる。何より調べていけばいくほど機能が至れり尽くせりだったのだ。
確か、ブログを最初に作る時にも候補には上がったのだ。だが、しかし、当時の私はCocoonを選ばなかった。何故なら正式リリースが2018年7月1日とまだ日が浅いなと言う理由で、避けてしまったのである。
当時の私の両肩を持って、どうしてそこで持ち前の好奇心を発揮しなかった!? のだとガクブルしてやりたい。
まぁ、所詮、後の祭りである。
XeoryBaseも悪くは無かった。だが、初めて作ったブログ(WordPress)ということもあり、色々とヘンにいじくりまわしたせいか、ページ読み込み速度等もかなり落ちていた。
そこで検証がてらXFREEにCocoonをインストールし、試したのだが……前述のとおり、XeoryBaseではいちいち自分で組み込んでいた機能が最初から供えられているなどとにかく良かった。良すぎたのだ。
テーマ移行はどうやったのか?
テーマ移行の方法は2通りあった。
- 現存サイトのテーマを変更する
- 現存サイトとは別ディレクトリに新しくブログを作り直して、独自ドメインの割り当てを振りなおす
XeoryBaseとCocoonでは既存機能が違いすぎたため、1をやると激しくレイアウト崩れを起こす危険があった。一度、公開を停止して、一気に変更して……という手もあったが、まとまった時間も取れなかったため、2を選択した。
そう、要はこれを実行したのである。
こちらの記事に書いてあることをほぼ実行したことになる。
初めての試みだったが、何とかうまくいって本当に良かった。検索の仕方が悪かったのか、同じサーバ内でディレクトリ変更によるサイト移行をしたという先人の記事は残念ながら見つけられなかった。失敗したことも含めて、後々にまとめられればと思う。
インストールしたプラグイン
XeoryBaseでは無闇に入れてしまい、速度低下の原因となってしまった。Cocoonはプラグインに頼らずとも機能が豊富なので、厳選して以下のプラグインしか入れていない。
- Akismet Anti-Spam
- Broken Link Checker
- Compress JPEG & PNG images
- Google XML Sitemaps
- WP Multibyte Patch
プラグインの数も大分減り、サイトの表示速度については体感だが改善されていると思う。
まとめ
テーマ変更に伴い、記事のリライトほぼ必須だったこともあったことから、MySQLを使えるレンタルサーバの移動も検討したが結局、断念した。見ていると大分、安価で速度も速いレンタルサーバが出てきているようなので迷ったが、やはり安価と安定が両立しているものはないように感じられた。
カラフルボックスなんかは正直惜しいな……とは感じた。一年契約で最安値だったら移動していたかもしれない。
今、XFREEの無料サーバを使って検証しているが、要はSQLiteからMySQLへの移行が手軽に出来れば、SQLiteのままでも問題ないじゃん、スタイルなのである。
今回、確かに苦労したがそれがテーマ変更による記事リライトの手間の方が大きかったので、実はSQLiteからの移行で云々は感じなかったのである。
その辺がうまく解決して、記事としてまとめられる&次回の移動の際、自分もラク出来る&最初はSQLite運用でもデメリットほぼなし、になれればなぁ、と思いながら、締めくくらせて頂く。
ではでは、この辺で。
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