こちらの記事の続編である。
特に何もせず持ち続け、ネオモバイルのポートフォリオからいつの間にやら姿を消したNTTドコモさん(25株)。
あ、そういえば確定申告では、どうなるんだ???
私は昨年から勝手に差し引かれる株の配当金に対しての課税を、分離課税から総合課税にすることで、その分の還付を受けている。
ここ2年ほど7000円ほどの還付を受けている。
勉強ついでに還付金も受けられるとは有り難い
その確定申告における、今回のNTTドコモ株の取り扱いについてである。
結論から言うと
ようだ。
参考 株式の強制買取の確定申告について(オーデリック、NTTドコモ)
あくまで私が調べた結果である。正式には税理士や税務署で確認しよう。
保有し続けたNTTドコモ株の今後について
私は初めての経験なので、あくまで調べた結果なのだが、金銭交付については日本電信電話より案内がそのうちくるらしい。
そしてその分を2020年(R2)もしくは2021年(R3)の確定申告で申告せねばならない、と。
確定申告の年数はどちらでも良いようだ。ドコモの場合は2020年に上場廃止、2021年に実際にその分の金銭を受けとることになるので、年またぎを考慮した結果なのだろう。
な、なんとかなる……?
同じ要領で確定申告すればいいんでしょ、簡単簡単! と高をくくっていたが、何やらそうでもなさそうだ。
まず、普段私がネオモバイルで売買したり、配当を受け取っている株式の取り扱いは「上場株式」となる。
そして今回のNTTドコモは上場廃止となったため、「非上場株式」となり上場株式と取り扱いが異なる。
名は変われど、何が不都合になるんだ……?
不都合な点としては
らしい。
私は上場株式においてクロス取引を行っているため、数万程度だが損が出ており、確定申告することで勝手にその損が繰り越されている。
いつか売却益が出た時、その損の分をまず相殺されてから……となるので、その分の税金がかからないワケなのだが、今回のNTTドコモの売却益分は「非上場株式」の取り扱いとなるため相殺されないのだ。
まじか
ドコモ売却により税金分を考えないと25000円ほどの売却益があったので、これは痛い。
私は2021年(R3)の確定申告で出すつもりだが、試しに2020年(R2)でこんな感じかなと入力を試したところ、3~4千円ほど還付金が減っていた。売却益に対して、(総合課税だと私の場合、10%強の税金がかかるので大体それくらい)きっちり税金がかかっている。
そして、どうも税金のかかりかたも若干違うっぽい? らしい。通常の「上場株式」で源泉徴収有の口座にて売却益が出た場合は、約20%の税金がかかる。それのプラスアルファがあるのだとか……?
おうふ
ただ、私の場合は売却益自体が少額なので、税率自体は変わらない……っぽいのか?
まだ、よく分かってないが周囲がとっとと市場で売却したり、口座を作ってでもTOBに応じていた理由が何となく分かった気がする。
まぁ、もう今回は後の祭りなので、おとなしく粛々と処理するつもりだ。
TOB時の確定申告書の書き方
私が独自に調べた結果なので、正確ではないかもしれない。税務署でよく確認して欲しい。間違っている場合は突っ込み大歓迎だ。
株式配当関連の全体的な確定申告書の書き方は、下記記事を参考にして欲しい。
既に入力してしまったので、ちょっと文言が違う箇所があるかもしれないが、私はこんな感じで入力した。
取得年月日は1件しか入力できなかったので、最新取得日を入れておいた(適当)
譲渡年月日が正確には(確か)令和2年12月25日なのだが、入力できないので仮で入れてある。出力されるPDFの方で手書き修正すればいいんだよ、きっと(適当)
電子で提出する人はどうするんだよ、という突っ込みは受け付けない。がんばれ。
手数料などがかかった場合は「譲渡のための委託手数料」か、もしくは、こちらの画面から次に進むとまた似たような画面が出てくるので、その辺で入れればいいじゃないかと思う。
私は特にかかってないので入れていない。
指示に従って作成した確定申告書PDFの9ページ目あたりに、こんなのが出てくる。
値段が合っていれば恐らく、いいんでね。余程、細かい人 or 還付金額がでかい人でなければ突っ込まないだろうなと思う。
まとめ:日々の勉強が大事
とりあえず次の確定申告まで1年ほどあるので、それまでに色々と調べてみようと思う。
その上で確定申告を記載してみて還付が無ければ確定申告をしないという選択肢もありなのかなぁと思っている。
少額の還付のために頑張ってんな、こいつと思う方、居るだろうか。
だが、少額の内に慣れておかないと本当に儲かった時に右往左往することになるのは自分だ。何事の経験である。
まぁ、生涯の中でそんなに儲かる時が訪れるのかははなはだ疑問だが、ごふげふん。
最後に参考リンクを貼っておく。もしかしたら参考になるかもしれない。
参考 NTTドコモ(9437)に関するお知らせ(ネオモバイル証券)
ではでは、この辺で。
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