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【Webライター】某大手企業の依頼で記事を書いた時のぶっちゃけ裏話【副業】

副業

某大手企業の依頼で記事を書いた時の裏話をしてみようかと思う。そろそろ2年経つしね!

結論から言うと

  • そもそもの切っ掛けは賞金の入金遅延から始まった
  • 「業務委託契約書」の取り交わしの打診は、さらっと避けられた
  • 記事のフォーマットから全投げ
  • 掲載時期の大幅遅延(当然、入金も遅延)
  • 最後にもやっとする捨て台詞を残された
  • 原稿料の振込手数料はライター側(私)持ちとはっきり断言された
わか
わか

最初から最後まで、もやっと対応だったなw

と言う話である。

あくまでも、フリーランスですらない私のいち意見である。

この業界にとってこれがごく当たり前のことなのかもしれない。

が、以下の方々の呟きを見ているとそうではなくて、見てはいけない深い闇の一端なのかもしれないと思ってみたり、思ってみなかったり。

某大手企業の依頼で記事を書いた時のぶっちゃけ話

大手だからこそ安心感があると思ったけど、冒頭の箇条書き列挙内容で全然ダメダメじゃん! と思う人も多いことだろう。

私自身「大手企業だから安心かな?」と依頼を受けた時は思っていたが、最終的には「原稿料をきちんと入金して貰えた!」という部分でしか担保が無かったな、と言う結論となった。

これに関しては、以下のようなご意見を言っている方が居た。

なるほどなぁ、と思ってしまった。

結局、企業の大小に関わらず、決定権を持っている人間、もしくは、限りなく近い人と仕事しないと、自分にたどりつくまでに意思疎通がぐだぐだになり、闇と呼ばれる部分に放り込まれるのだなと沸々と感じた。

そういう意味では本当、私はきちんと原稿料を払って貰えただけ良かったのだろう。

そもそも、どんな切っ掛けで仕事を貰ったの?

発端は、某コンテストへの入賞である。

と、書くととても良い流れなのだが……。

実はこの某コンテストの賞金について、〇ヵ月レベルで賞金が入金されず、確認メールを出したのが発端だった(と私は思っている)

こちらについては問い合わせたことでようやく入金され、ほっとしていたところに仕事依頼メールがやってきたという、実にタイミングが良すぎる案件だった。

これはあくまでも私の推測でしかないのだが。

最初に想定していた執筆者に断られて、たまたま(入金されてない旨でやり取りしていたせいで)目についた私に依頼しちゃえという流れになったんじゃないかな……と思っている。

実際のところはまかり知らぬところだが、同内容で記事執筆する他二名が「某コンテストの大賞受賞者」「某コンテストの入賞&書籍出版実績有」だった時点で、何となく察した。

私は間違いなく、ただの無名であった。

「業務委託契約書」取り交わしの打診は、さらっと避けられた

平たく言うと

編集者
編集者

前後編の原稿ですし、特に契約書を締結する予定はなかったのですが……

と、さらっと流された笑

誤解がないように記載しておくが、例え「一度きり」だろうが「継続する仕事」でなかろうが、「業務委託契約書」でお互いの条件やら何やらを事前に確認しておくことで、受注側と依頼側の双方が責任を持って業務を行うことが出来る。

参考 Web系フリーランスをモンスタークライアントから守る契約書【テンプレートあり】

なんだかなぁ、と思いつつ、この時の私は面倒な気配を察知し「業務委託契約書」なしで仕事の依頼を受けてしまった。

折角の機会だったのだから、強気に押し切って作成してみれば良かった。

記事フォーマットからして丸投げされる

わか
わか

まぁ、これは想定内だったけど……(弊社の仕事の仕方を彷彿させる←)

要は決まっていたのは記事のテーマだけ、という状態だ。実際、

編集者
編集者

(記事の構成については)まずはご希望をお聞かせください! 初稿を拝見して、編集部の方からも構成、表現などのご相談をさせて頂くこともあるかと思います!

と言われた。ご希望って良い言葉だよね(遠い目)

こちらについては、こういうスタイルを想定してますけど、どうですか? とお伺いしたものがそのまま採用された。他二名もそのスタイルで共通化されていた。

いいのか、それで。

私は他二名と接触してないので、どんなやり取りをしていたのかは一切不明である。私の提案スタイルに合わせたのか、自然と合ったのか。まかり知らぬことだ。

まぁ、こちらからの提案を聞いておきながら、まるっと違う構成にされるよりは、良かったのかな……(と言うことにしておこう)

掲載時期の遅延

一応、多少連絡があった上で遅延したものの、想像以上に遅れた。

わか
わか

2ヶ月くらいだったかな?(忘れさられたのかと思ったよ)

ちなみに私の原稿自体は遅延なく、お渡ししている状態にも関わらず、だった。

同テーマで記事を作成した他二人がほぼ同時期に掲載されたのに、私だけめちゃくちゃ遅延したので本気で忘れられているんじゃなかろうか(どうでもいいけど原稿料は?)状態だったのはよく覚えている。

恐らく、他二人より後から執筆者として決まり、本来の掲載時期に載せられず、優先順位の高い他記事に押されたのだろう(という私の被害者妄想である)

最後にもやっとする捨て台詞を残された

わか
わか

実はこれが一番、カチンときた

提出した原稿について、修正依頼は一切無かったにも関わらず(むしろ音信不通時間の方が長かった)、最後の最後に

編集者
編集者

(企業側での)校正がかなり多くて大変でした。その点はご了承いただき、今後の執筆の際の参考にしていただければと存じます。

と、一方的に言われたのである。

わか
わか

はい???

寝耳に水とはまさにこのことだと言える。

ちなみに「その点はご了承いただき」とはあるものの、「その点」については本文で一切記載されておらず、何をどう今後の参考にすればええんねん??? とぽかーん状態だった。

ちなみに当時、本当にカチンと来たので、私はこれに対して返信すらしなかった。もう二度と仕事を共にすることもないだろうしね……スルーだよ、スルー。

原稿チェックと原稿料の支払い云々の担当が別だったから許された暴挙である。同じ人だったなら、原稿料のためだけに怒りを抑えて返信しただろうな、と他人事のように思う。実際その後、今のいままで同じ企業から原稿依頼は一切来ていないので、今後など意識することもなかった。

原稿料の振込手数料はライター側(私)持ちとはっきり断言された

請求書作ってね~と言われ、自分で色々と調べて、不明点を問い合わせて(返信が来なくて、催促したけどな)きちんと作成したよ。

その中で、律義に確認したところ

入金担当
入金担当

原稿料の入金振込手数料は、ライター様側の負担です!

と言われた。

確認しないでしれっと「振込手数料は企業側負担」「入金遅延が発生した場合は〇%上乗せ」と書いてあげれば良かったと今なら思う。

(おまけ話)実は、他媒体への転載の話もあったが……

編集者
編集者

お話が途中でストップしてしまいまして……当面、進まない可能性が……

もう、どうでもいいよ!!!!!

結局、どうなったのかも連絡なかったので、たぶん白紙になった。

(追記)cakesで某高校生の記事が炎上した件について

多くは語らないが、私の件と大元が一緒である。

残念ながら私が気づいた時には元記事は既に削除されいていたため、断片でしか情報は得られなかった。しかし、この一件でもうひとつ思い出したことがある。

当該原稿を執筆した際、プロフィールの作成を求められた際、私はプロフィールの一文に「腐女子」である旨を記載した。

ブログのサブタイトルと同じような感じにしたかったのだ。

だが、それに対して

編集者
編集者

当サイトは様々な価値観の方がご覧になられており、『腐女子』という言葉に対し、ネガティブあるいは侮蔑といったニュアンスを感じ取られる方もおられます。

と、やんわり修正を求められ、「腐女子」の単語は削除された。

この時、わざわざコトバンクの内容までメールに引用されたほどだった。今思うと悪意を感じるのは気のせいだろうか。

これについては「そういうものか」と受け止めたので、特に問題にはしなかった。

しかし、今回の件でそういった方々が鎬を削り、発行していた同人誌を、転売(金儲け)の道具にしか見ていないともとれる記事を堂々と載せられて、大変遺憾に感じたのは言うまでもない。

誰が「ネガティブ」あるいは「侮蔑」といったニュアンスでとらえたのか、よーく分かった。

こちらもお見掛けしたので……自分以外の方も疑問に感じていることが分かった。

炎上しようが何しようが、アクセス数が稼ぐのが商売であることは勿論、理解しているが。

私としては、まず人としての心は失いたくないな、と思う。

まとめ:大企業が相手だからと言って、まったく安心はできない

この一連の流れを約2年前に経験したのだが、なかなか強烈に覚えていたなという所感である。それだけヒドイ対応だったということだ。

心の底から、原稿料がきちんと入金されて良かった! と思う

今回、冒頭の方々の呟きでそれを思い出し、振り返ってみたが改めて一連の流れを眺めなおしてみると、苦笑いしかこぼれない。

私自身、社畜だから分からんでもないのだが、私が実際にやり取りさせて頂いた編集者は本当に末端の末端で、鶴の一声であっちいったり、こっちいったりと振り回されていたのだろう。

編集者も被害者なのだ(同情はしないが)

ある意味、貴重な体験をさせて貰ったなと思える。

と、ちょっとリアルな体験話だったが、参考になればと思う。

ではでは、この辺で!

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