2023年10月に入学した産業能率大学の通信制だが無事、3年次前期の科目履修を終えた。
結論から言うと、一部成績がふるわない科目もあったが、単位は無事取得でき、かね計画通りに進んでいると言える。
3年次前期のふりかえり
単位取得状況
3年次で配本された36単位の内、32単位の取得と、単位による資格認定12単位、併せて44単位の取得となった。
ふりかえり
そこそこ早いペースで勉強を進めた結果、3年次配布1科目を残して、配本分を終わらせるペースとなった。
勉強したか? と問われると、そこまではしなかったなぁ、という所感である。
基本、カモ(テスト)だろうが、SCの最終試験だろうが、教科書はいつでも見られるので、問われている箇所さえ分かれば、何とかなるという感じだった。
一部、カモ(テスト)が激ムズな科目もあったが、成績自体は無難だったところを見ると、周囲の成績に合わせて評価……と言うのはありそうだ。ただ、SNSを見ていると、心理系はがガチで難しいテストも多く、一度はF判定(不合格)くらうものもあるようなので、科目にもよりそうだ。
冒頭でも触れたが一部、成績がふるわなかったと言うのは、他と同じようにやったつもりだったが、成績が「A」ではなく「B」だった、というパターンが多かった。
2科目がカモで、1科目がSCである。
1科目はSNS上や通学SCで聞いた限り、テスト自体は簡単だったし、問われている内容を書いたつもりだったのに「A」ではなく「B」だった、と言う人が多数見受けられるやや心理系の共通科目である。
アレは恐らく、出題している先生の意図を、我々がくみ取れきれていないのだろう。
納得はいかないが、自分だけでなく、誰もが納得いかない様子なので、仕方ない。
もう1科目は、問われている内容自体は理解できたものの、それに対して回答するだけの地頭力がそもそも私にはなく、まともに回答できなかった故なので、まぁ、仕方なかったかなと思っている。
一番、納得がいかなかったのはSCの某共通科目である。まぁ、一言で言えば、講師との相性が悪かったのだろう。
確かに、この時の課題はすらすらと書けなかった。SCの内容だけでは、規定文字数が埋まらなかったのである。他の時は寧ろ、書きたいことが多すぎて規定文字数に入りきらないと悩むことの方が多かった。
思い返せば授業も、講師の体験談が長い割には中身が薄かった。その中で、無駄にGWは4回くらい実施したが、分数も長く、基礎知識なしでいきなりやれ状態だったので、何だかなぁ、と言う感じだった。
そこにGWでの積極性を重視する講師だったらしく……と言うワケである。
納得はいかないが、まぁ、講師との相性が悪かったのね……と判断するしかなく、この講師の授業は二度と取らないだろうな、とは思った。
後期はなにをしようか
3年次に配本されるのは36単位。よって、残りは4単位である。前期に比べると暇だ。
今のところは通学SCを中心に、追加履修をする予定である。
追加履修は8単位、44単位まで可能なので、めいっぱい取得する予定である。
追加履修はお金が余分にかかってしまうが、半年という時間を無駄にしてしまうのももったいないので、そこは割り切る予定である。
放送大学の特別聴講学生となって単位を取得をするかと考えていたが、放送大学は放送大学で産能を卒業後にじっくり学びたいと思い直し、とりあえず止めた。
また、大学院進学を視野に入れた問題解決ゼミだが、こちらも止めた。後述するが、大学院進学自体をやめる方向性となったからである。
院の進学なしで、問題解決ゼミを取得することも可能だが、問題解決ゼミは日程があらかじめ決まっており、他のSCと重なってしまう場合が有り得た。
他のSCと問題解決ゼミ、比べた時どちらがやりたいかと言うと他SCだったので、問題解決ゼミの方は見送る方向性となった。
今後のことについて
スクーリング中心の受講へ
3年次前期で無理しない程度で詰め込み、資格認定もうまく使った結果、ほぼほぼ卒業に必要な単位の取得は終えられた。
今後はSC受講を中心に、履修予定を組んでいこうと思っている。
前述のとおり、3年次後期は追加履修もするので、3年次配本残り4単位+追加履修8単位で計12単位を積み重ねる予定なので、4年次は6単位の習得で卒確となる。
月1回ペースでのんびりSC受講しても、自然と卒業に必要な単位は取得できる見込みだ。
大学院への進学について
下記の記事のとおり、入学前は大学院進学を目指していた。
だが、私がやりたいことと方向性が違うとこの半年で分かり、とりやめるカタチとなった。
私も勘違いしていた部分があったが、大きな相違は「大学院は学ぶ場ではなく研究の場」という点だろうか。大学院は学びを深める場所でも、実践に即する場でもないと言うことだ。
この辺は、問題解決ゼミの見学会や、卒論発表を見て頂くのが一番、手っ取り早く実感できると思う。
ただ、私がふっとそれに気づけたのは通学SCの講師であった某先生のお言葉だった。
経営学は、現場の声から産まれた英知の結集だ。現場の人間が、現場の課題に対して、真摯に向き合い解決してきた結果を言語化したものが経営学である。 現場にはまだまだ課題が溢れている。大学院ではその課題に対して、自分自身との対話を重ねながら、過去のデータを上手に活用しつつ、自分の言葉で論じていくものだ。
仔細はともかく、ニュアンス的にはこんなお言葉だったと思う。
要は自分が持っている課題に対して、自分なりの回答を得るための学びの場であり、研究を執り行う場が大学院、と言うことだ。
これはまた別の先生のお言葉だが「論文は完成して終わりではない。それでようやく20%。残り80%は実践」と仰っていた。
私の中にあったモヤモヤが、言語化された瞬間だったと思っている。また、私がやりたいのは「それではない」とはっきり分かった瞬間でもあった。
私の場合は、第一目的は単純に学歴が欲しい! だけだが、それ以外に「アカデミックな学び」をと言う想いがあった。要は、土台となる知識の吸収をしに来たのだ。
そもそもそう思ったのが、まさに私は仕事で「研究」みたいなことをしており、それを解決するためには土台の知識がないとそもそも解決が難しいと実感したからである。
また、実践に関しては、何をしていても実践できる人は実践できるし、実践できない人間は実践できず机上の空論に終わる。私は間違いなく、仕事に関しては後者の人間である。
少なくとも今の仕事に対しては、周囲を動かせるほどの熱意をもって、実践に取り組める自分の姿はまったく想像できなかった。そして、これは大学院に行こうが得られるものでも解決できるものではないとはっきり分かったので、院への進学を止めるカタチとなった。
実践に関しては、某インフルエンサーの某学長が言っていたが「周囲の人間を変える労力をかけるくらいなら、自分が飛びだした方が早い」だと思っている。
簡単に言うと、私が大学院に夢を見すぎていたのだ。それがはっきり分かっただけでも、大学に来て良かったなと思えたし、それに気づかせてくれた先生方には感謝している。
まとめ:それでも私は教養を深めていこうと思った
この半年の学びで、色々と得られたことや、気づきがあったのは、素直に良かったな~と思っている。
大学に居るから、学んだからって、劇的に人生が変化するか? と問われたら、それは違うが、新たな発見があり、ほんのちょっとだが世界が広がったなという実感は持てている。
正直なところ、先にも言ったが、人生を劇的に変化させるだけの何かはない。だけれども、自分の中の世界を広げていくという意味で、学びは生涯、続けていこうかなと今のところは思っている。
簡単に言うとテストとか、分かりやすい目標がないと動けない人なのである笑
私は仕事が、これがゴール! という明確な指標がない仕事なもので、日々怠惰にのろのろと、やりがいのない仕事している部分があるので、大学での学びは対極の位置にあるのである。
明確な目標がある学びって楽しい! 状態である。
産業能率は経営系なので、どちらかと言うと仕事に関係する学びの科目が多いが、産業能率大学を卒業したら、今度は放送大学で文学を学んで趣味の創作に活かしたり、理系科目を取って理解できなかったAI関連が少しは理解できるようになるかな……と学びを続けていきたいと思っている。
ある意味、創作が私にとっての卒論じゃー! という気も若干しつつ。
まとまらんが、ではでは、この辺で!
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