レンタルサーバを、さくらインターネット(ライト/SQLite)からリトルサーバ(ワードプラン)へと移行した。
従来より読み込み速度が、大分快適になったのではないだろうか。
この記事では、移行手順についてをざっくり記載しておく。
誰か向けの記事と言うより、私の備忘録として残しとく。
備忘録とある通り、初心者向けの内容ではない。ある程度、WordPressを自力でカスタマイズできる人向けの記事である。よって、以下の手順を実施する場合、全て自己責任で実施して欲しい。私は責任をとらん。
前置き
前提条件
大まかな流れ
詳細な手順は後述するが、大まかな手順としては以下のとおりである。
私はブログをそのまま稼働させたまま移行したので上記手順となった。
安全性を取るなら、移行元・移行先どちらもメンテナンスモードにした上で、「ドメインのネームサーバを、さくら⇒リトルサーバに変更」を先に実施した方がいいのかもしれない。
図解すると、ドメインにあたるのがエックスドメイン「https//wakachan228.com」、サーバAがさくらインターネット(移行元ブログ)、サーバBがリトルサーバ(移行先ブログ)となる。
詳細な手順
さくらから記事類をエクスポート
WordPress純正のインポート・エクスポートを使用したメディア(画像)移行は、数が多いとインポート自体が失敗したり、紐づけが上手くいかないなどトラブルが多発したため、上記の記事で紹介している「Moving Media Library」プラグインを使った。
リトルサーバへの移行(共通)
移行に時間がかかりそうな場合は、「設定」-「表示設定」-「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れておくと、不要なインデックスがされなくなる
メディアは数がある分だけ、時間がかかる
Cocoon設定だけだと大まかな設定しか引き継がないため、移行元ブログ(さくら)を確認しながら、以下を手動設定。
ウイジェット設定の際、説明文が非表示の場合は、右上-表示オプション-説明文にチェック
こちらの手順を実施後、画像含めて移行元ブログ(さくら)とそん色がない状態になっていることを確認する。
リトルサーバへの移行(トップが固定ページの場合)
この辺の記事を参考に実施。
プラグイン類を入れる
このフェーズに行くのは、移行元ブログ(さくら)と見た目がほぼほぼ同一になってから。
移行元ブログ(さくら)と、移転先ブログを区別するため、タイトルバーのアイコンは敢えて、たまごのままにしておく
移行元ブログ(さくら)を見ながら、必要そうなプラグインを入れる
ドメイン移動(ネームサーバの変更)
要は下記の図を実施する手順となる。
ざっくり説明すると、エックスドメインにあたるのが「https//wakachan228.com」、サーバAがさくらインターネット(移行元ブログ)、サーバBがリトルサーバ(移行先ブログ)となる。
詳しいドメインの話は以下、記事が参考になるかもしれない。
ドメインのネームサーバの変更は、慎重に実施する。これをミスると、下手するとどちらのブログにもログインできなくなる。もし仮になった場合は、専門の業者に頼って修正して頂くのをおすすめする(私はまだ、かろうじてお世話になっていない)
ちなみに私の方法を参考に実施して「失敗したよ、バカぁ!」となっても私は責任を取らないので、自己責任で実施してくれ。
上記手順を実施すると一時的に移行元ブログ(さくら)へのログインが不可能となるが、ドメイン移行が完了すればログインできるようになる……はずである。
残念ながら私はこの手順をミスって今、まさにログインできない状態になってしまったw
移行元(さくら)が見られなくなっただけなので大きな支障はなく、そのまま放置している(移行先のリトルサーバで動いている方で、ログインできれば問題なし)
そこそこ時間がかかるので、焦らずに待つ。私の時は、スマホサイトの方が早く反映された。
ドメインURLの方で(ドメイン移行が完了したタイミングあたり)、リトルサーバの方が見られるようになったら以下を実施。
Googleアドセンス関連
備考
SSL化しているのに、スマホサイトで見ると「△の中に!」な表示がある
開発者ツール(F12)で確認できる、「Mixed Content」が発生していた。
プロフィール画像のみ、手動アップロードで実施したのが原因。
簡単に言うと画像URLがドメイン名URLになっていなかった。
○ ドメイン名URL:https://{ドメイン名URL}/image.png
× サーバURL:https://{リトルサーバベースURL}/image.png
よって、ドメイン移行後、再アップロードすればOK。
リダイレクト設定
リトルサーバのコンパネで、ドメイン追加+SSL化すれば勝手にリダイレクトされる。
「http://wakachan228.com」なら「http://www.wakachan228.com」をドメイン追加+SSL化すれば、www付きでアクセスしても「http://wakachan228.com」にリダイレクトされた。
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